Debian 2.0 用 Debian JP (Japanese) パッケージ (Hamm-JP) リリース!

1998 年 8 月 28 日

Debian JP Project は、i386 および FM-TOWNS アーキテクチャ向けに、 Debian GNU/Linux 2.0 用 Debian JP パッケージ集Hamm-JP を公式リリースしました。

こちらは以下から入手できます。

より詳しいサイト情報については、 http://www.debian.or.jp/Link.html をご覧ください。

Hamm-JP とは何か?

Hamm-JP は Debian GNU/Linux 2.0 Hamm用のアドオンパッケージ集です。 Hamm-JP は Debian フリーソフトウェアガイドライン (DFSG) に完全準拠しており、100% フリーソフトウェアです。

Hamm-JP には、以下のような 210 を越えるコンパイル済みバイナリパッケージが収録されています。

また、日本で作成された以下のようなフリーソフトウェアも 数多く収録されています。

Hamm-JP をインストールすれば簡単にお手元の Debian システムを強化することができます!

現時点では Hamm-JP は独立したアドオンパッケージ集として リリースされていますが、 将来は Debian JP の成果はすべて Debian GNU/Linux にコントリビュートされます。 なお、いくつかのパッケージは既に Debian 標準ディストリビューションに収録されています。

Hamm-JP は主に日本の Debian ユーザ向けにまとめられたものですが、 日本語を使わないユーザにも大変便利なパッケージが数多く収録されています。

また、日本語で書かれた Debian の文書や日本語に翻訳された Debian の文書も、Debian JP ウェブサイト http://www.debian.or.jp/ でご利用いただけます。

Debian-JP について

Debian JP プロジェクトは、日本の Debian ユーザおよび開発者から構成されています。 その目標には以下のものがあります。

Debian について

Debian GNU/Linux は、GNU/Linux オペレーティングシステムのフリーなディストリビューションです。 たくさんのユーザが時間と労力を自ら提供し、 こちらの管理、更新が行なわれています。

Linux カーネルベースのオペレーティングシステムは、POSIX ベースで、 自由な再配布が可能です。また、マルチタスク処理、仮想メモリ、共有ライブラリ、 デマンドローディング、適切なメモリ管理、TCP/IP ネットワーキングや、Unix 系システムに合致する他の特徴を備えています。 こちらは、世界中の個人や組織によって利用されています。

連絡先

Debian のプロダクツに関する情報については、 以下の Debian ウェブサイトをご覧ください。

 
 Debian JP プロジェクト   http://www.debian.or.jp/
 Debian プロジェクト      https://www.debian.org/

Debian JP リリースに関する詳細な情報については、

 Debian JP プロジェクトリーダ
     やなぎはら よしあき  <yochi@debian.or.jp>
                          <yochi@debian.org>

にご連絡ください。

Debian に関する詳細な情報については、 press@debian.org 宛てに電子メールで問い合わせていただくか、 https://www.debian.org/ にある Debian ホームページをご覧ください。

クレジット

このニュースは、前原 恵太 <maehara@debian.or.jp> 氏に知らせていただきました。ありがとうございます。

ニュースの英訳 (原文) は以下のメンバーが行ないました。

Debian は、Hamm-JPリリースに尽力されたすべての人々、そして Debian JP プロジェクトの作業にご協力いただいたすべての人々に感謝します。