Debian セキュリティサポートは準備万端

2005 年 7 月 8 日

Debian プロジェクトは、最新リリース Debian GNU/Linux 3.1 (別名 sarge) とその前のリリース 3.0 (別名 woody) の両方に対するセキュリティのインフラストラクチャが再び機能していることを、 公式に宣言します。セキュリティチームは、現在ふたたび、 更新を通常どおり提供できるようになっています。

sarge リリース後、セキュリティのインフラストラクチャに複数の問題が生じたため、Debian セキュリティチームは、脆弱性のあるパッケージに対する更新を公開できませんでした。 これらの問題は完全に解決されており、 インフラストラクチャは再び正しく機能しています。

さらに、sarge-proposed-updates スイートのパッケージをインストールするよう推奨してきたウェブサイトもありますが、 Debian プロジェクトは、そうしないようユーザにより強く勧めます。 これらのパッケージは現在開発中で、適切な動作をしない可能性があります。 さらに、これらのパッケージでは、 タイムリーなセキュリティ上の修正をユーザに提供できません。

セキュリティチームは、2006 年 5 月まで、あるいはそれより前に次期リリース (コードネーム etch) に対するセキュリティサポートが始まればそのときまで、 Debian GNU/Linux 3.0 通称 woody をサポートし続けます。