Debian ウィークリーニュース - 2000 年 5 月 2 日

ようこそ。Debian 開発者のみなさん向けニューズレター、 Debian ウィークリーニュースへ。

Debian は最初のテストサイクルに入りました。 Richard Braakman は、まずリリースクリティカルバグの数を 100 以下 に減らすため、ディストリビューションから リリースクリティカルバグのある 17 のパッケージを削除しました。 これから二週間、 potato で行なわれる変更は boot-floppies の最終的な更新と、 CD イメージの作成に限られます。 これらの最後の部分が安定すれば、 potato は 数日でテストの準備ができるはずです。 その時点で、興味のあるユーザーはアップグレードを奨励され、 ディストリビューションの テストを手伝うことになります。

Wichert Akkerman は 新しいソースパッケージのフォーマットについてのおおまかな計画案を 投稿しました。 議論がいくつか起こり、 新しいソースパッケージのフォーマットは何をすべきか、 あるいはどうやって動かすかなどについて、 私たちはまだ合意が取れていないことが 明らかになりました。

今週の他の議論の話題には、 potato をリリースしたあと何をするかや 一般的なリリース管理・タイムラインについての 長いスレッド、 override ファイルの同期についての スレッド、 ネットワーク越しの 「プログラムモジュールコンポーネントのインストールと更新」に関する マイクロソフトの特許についての 議論などがありました。 最後のものに関しては、過去四年間に Debian がなしてきたあらゆる成果が、 これに抵触しないことを願わずにはいられません。

今週、以下を含め45 以上の 新しいパッケージが開発版の Debian に入りました。

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今週号の Debian ウィークリーニュースは Joey Hess が編集しました。