Debian Jr. -- How are we doing?
2002 年 7 月 16 日
私たちは、ユーザと開発者が文書化で協力できる場所として、 DebianWiki に Wiki ページ を立ち上げました。 ここには単なる パッケージリスト と、さらに Debian Jr. が各パッケージを収録した理由や、子供向けに適した機能と欠けている機能に関する文書が置かれています。 開発者とユーザのコミュニティでは、ここで Debian Jr. に収録するパッケージの提案を行い、必要に応じて bugs.debian.org のバグデータベースの RFP や ITP バグ番号へのクロスリファレンスを行うことが推奨されています。
それでは、woody リリースの衝撃さめやらぬ今、Debian Jr. ではいま何が行われているかを説明しましょう。まず私たちのゴールですが、
- Debian を子供たちにとって望ましいものにする
- プディングの価値はそれを食べたときにある、と言われています。 あなたの周りの子供たちは Debian を使っているでしょうか。 喜んで使っているでしょうか。気に入らない点がないでしょうか。
- 他の子供向けのフリーソフトウェアプロジェクトとの作業
- 最近、私は Tux4Kids と Debian Jr. との協力関係を締結しました。この協力関係が結ばれてから、 TuxPaint パッケージが、Tux4Kids がスポンサーになる Debian Jr. への最初の新規収録パッケージになります。すばらしいパッケージが Tux4Kids から更に到着することを期待しています。
- アプリケーション
- 多数の分野を広範にカバーできていると思います。 まだ欠けているところがあるとお考えでしたら、追加できるよう 要望 を出してください。
- 子供の悪戯防止とアカウント管理
- これらについては、殆ど何もできていません。但し、裏では debian-med と協力していろいろ作業しています。 基本的な考え方は、全てのサブプロジェクトのユーザ (med, junior や類似の Debian サブプロジェクトのユーザ) は特定の Unix のグループに属するように設定する、ということです。 これにより、グループの全メンバーに対して、アカウントに付随する機能を提供できるようになります。 このような機能の最初のものは、サブプロジェクト用のメニューになるでしょう。
- コンピュータを使うための学習
- これについては、これまでの所コンピュータを学ぶためのプログラムを探してパッケージングすることだけが行われてきました。 そのようなパッケージの例としては、 Gcompris があります。 これは小さな子供にマウスとキーボード、そして基本的な操作を教えるものです。 この分野では、確かにもっと行うことがあります。案があれば、できたての Wiki サイト にお願いします。
- ユーザインターフェース
- メーリングリストでの議論は活発ではありませんが、私と debian-med の Andreas Tille さんとで作業を進めています。 実際のコードは夏までに出せると思います。
- 家族向けガイド
- できたての Wiki サイトで話題にしても良いトピックだと思いますが、余り関心を引いていないようです。
- 子供のためのシステム
- IRC などで子供専用のシステムを作ったときの経験を折々聞いています。 面白い経験がおありなら、お聞かせ下さい。私たちにも学ぶことが多いでしょうから。
- 移植
- 現在私たちの手は、既に Debian にある、または Debian に簡単にパッケージ化できる素材で塞がっているとは思っています。しかしながら、 Linux にポートする必要がある特定のアプリケーションを知っており、 その移植に割く時間と労力があるということでしたら、お願いします。
- 国際化
- Debian Jr. ウェブサイト自体 (少なくともトップページ) は、現在六つの言語に翻訳されています。 また、各言語をサポートしたアプリケーションの数は増加傾向にあります。 但し、誰も Debian Jr. 収録のアプリケーションに特化した作業を行ってはいません。 このような作業に興味があるということでしたら、連絡をお願いします。
- マーケティングと PR
- Andreas Tille さんがずっと Debian Jr. のスポークスパーソンでした。 最近の講演で、Debian Jr. を模して作られた彼の新プロジェクト Debian Med についての話がありました。 彼が引き続いて広報活動を行っていただいているのに感謝しますし、彼の Debian Jr. での活動である Debian Jr. と Debian Med の共通の基盤を整備する作業にも感謝します。
