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13.9. リアルタイムコミュニケーションソフトウェア

Debian provides a wide range of Real-Time Communications (RTC) client software. The setup of RTC servers is discussed in 第 11.8 節「リアルタイムコミュニケーションサービス」. In SIP (Session Initiation Protocol) terminology, a client application or device is also referred to as a user agent.
各クライアントアプリケーションはさまざまな機能を備えています。ヘビーなチャットユーザにとってより便利なアプリケーションもあれば、ウェブカメラのユーザに適しているアプリケーションもあります。最も満足のいくアプリケーションを見つけるにはいくつかのアプリケーションをテストする必要があるでしょう。最終的に 1 種類以上のアプリケーションを使うユーザがいるかもしれません。たとえば顧客と連絡を取り合うために XMPP アプリケーションを使い、オンラインコミュニティと連携するために IRC アプリケーションを使ったりするわけです。
ユーザがコミュニケーションできる範囲を狭めないようにするためにも、SIP と XMPP クライアントの両方または両方のプロトコルをサポートするクライアントを設定することを推奨します。
デフォルトの GNOME デスクトップは Empathy コミュニケーションクライアントの利用を勧められます。Empathy は SIP と XMPP の両方をサポートしています。さらに Empathy はインスタントメッセージ (IM)、音声、動画もサポートしています。KDE プロジェクトは KDE Telepathy を提供しています。KDE Telepathy は GNOME Empathy クライアントが使っているのと同じ Telepathy API を使っているコミュニケーションクライアントです。
Popular alternatives to Empathy/Telepathy include Ekiga, Linphone, Psi, Jitsi and Jami (formerly known as Ring).
Jitsi requires no client other than a web browser. It support encrypted calls, and there is a huge list of public instances. There is no official Debian package for Jitsi, but it can be downloaded from their official website.
上に挙げたアプリケーションの中には、Android の Lumicall などのアプリケーションを使っているモバイルユーザと連絡を取り合うことが可能なアプリケーションもあります。
リアルタイムコミュニケーションクイックスタートガイドでは 1 章を割いてクライアントソフトウェアについて説明しています。