ブース要件

これまで、ブース運営にあたり多数の問題がありました。 この文書ではその問題をいくらか説明します。

最初に、Debian プロジェクトは展示会、特に貸し出し物品 (場所やカーペット、机など) に費やす資金はありません。 結果として、十分な人員をブースに適切に配置するには場所の提供だけではダメで、 主催者によるブース全体への支援をプロジェクトは得る必要があります。

次に、展示会の間 Debian ブースで展示されるものはすべて、 私たちをサポートする意味で個人や企業から貸し出されています。 機材はすべてブース運営に関心のある Debian の人により整備されます。 宿泊や移動にかかる費用は通常すべて個人持ちで自身の出費となります。 その他ブースに注意を引かせるようなもの (つまりバナーやポスター、Tシャツ等) にかかる費用も個人が払います。

これはブースの場所だけを提供した場合、 そのブースはとても貧相なものになるということで、 電気がないということはコンピュータは何も表示できません (マシンやモニターを使うには電気が必要)。 ラップトップだけは使えないこともないとはいうものの 4 時間以上は保ちません。 さらに、誰も机、椅子、カーペットを提供しない場合、 ブース係の人は床に直に座るしかなくなります。

要するに、こういったブースはとても貧相に見えます。 これが高水準の展示会を提示するかどうかはかなり怪しく、 貧しいプロジェクト、主催者が資金を持たない、 あるいはフリーソフトウェアプロジェクトに資金を費やしたくない、 というようなことを露呈することになります。

結局のところ、主催者が対価を受けている製品をこのようなフリーソフトウェアプロジェクトが作っているのです。 このような素敵なフリーソフトウェアを作るプロジェクトが参加しなければ、 カンファレンスではそのソフトウェアを対象に含めることはできません。 そしてその種のソフトウェアをビジネスの基盤としている多くの企業も参加しないでしょう。 このことを考えに入れれば、 完全に揃っているブースをそういうプロジェクトに提供することが何故問題なのでしょう? ひとつのブースに $500 割くことが、 カンファレンスの一人あたりの参加料金でさえその額以上取っている企業にとってどれだけの負担になるというのでしょうか。