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Debian に協力するには?

Debian の開発に協力しようと思った場合、 経験のあるユーザにもないユーザにも、支援できる分野がたくさんあります。

  1. 単純にオペレーティングシステムやその一部として提供されているプログラムをテストし、 まだ知られていない誤りやバグを見つけた場合にバグ追跡システム を使って報告することができます。 使用しているパッケージに関連するバグに目を通して、 記載されている問題が再現可能な場合は、 可能ならで結構ですが、さらに詳しい情報を提供しようとしてみてください。
  2. ベテランのユーザなら、ユーザメーリングリスト (Debian JP ProjectUsers メーリングリストもあります。) や IRC チャンネル #debian (Debian JP ProjectIRC チャンネルもあります。) で他のユーザに協力することも可能です。 サポートの方法や入手可能な情報源についてさらに詳しく知りたい場合は、サポートページを読んでください。
  3. アプリケーションや Debian に関連する情報 (ウェブページ、ドキュメント) を自分の言語に翻訳することもできます。 この場合は翻訳プロジェクトに参加してください (議論は通常 Debian JP ProjectDocumentation メーリングリストWWW メーリングリストで行います)。 自分の言語がなければ新しい国際化グループを始めることもできます。 さらに詳しく知りたい場合は、国際化のページを読んでください。
  4. Debian オペレーティングシステム用 パッケージの保守を手伝うこともできます。特に、よく使っていて、 理解している場合はバグ追跡システム でそのパッケージについて修正 (パッチ) や追加情報を提供することもできます。 また、グループで保守しているチームのメンバーになって 直接パッケージの保守に関わったり、Alioth のソフトウェアプロジェクトに参加して、Debian で開発されているソフトウェアに関わることもできます。
  5. Debian ドキュメンテーションプロジェクトに よって提供される公式な文書に対して作業したり、あるいは Debian Wiki に寄稿するといった方法で、文書を書くのを支援することもできます。
  6. Debian の 代表 となってウェブサイトに、 あるいは世界各地で行われるイベントを行う組織に協力することでも助力になります。
  7. 新しい移植版を始めたり、あるいは既存の移植版に対して貢献することで、 経験のあるアーキテクチャへの Debian の移植を支援することもできます。 詳細については、入手可能な移植版のリストを見てください。
  8. 多くの経験があって Debian にとって価値があると思ったアプリケーションを パッケージして、そのパッケージのメンテナになることができます。 詳細については、Debian 開発者のコーナーを読んでください。
  9. Debian のパッケージにあるセキュリティの問題追跡発見、そして 修正 することでも手助けができます。 また、 パッケージレポジトリやイメージ などのセキュリティ強化をすることでも手助けができます。
  10. Debian プロジェクトに機器やサービスを寄付することができます。 これによってユーザや開発者が恩恵を受けます。ユーザが信頼できる世界中のミラーと移植者のためのauto-builder システムを絶えず求めています。
  11. パッケージのスクリーンショットを作成して screenshots.debian.netアップロードすることで Debian にあるどのソフトウェアがどのようなものなのか、 ユーザが使う前に確認できるようになります。
  12. debtags ウェブサイトでパッケージにタグを付けて分類することで、 ユーザが探しているソフトウェアをより簡単に見つけられるようになります。
  13. Debian について話したり、実演することによって普及に助力してください。
  14. 毎年の Debian 会議を様々な形で手助けできます。 講演の録画参加者のお出迎え講演者の登壇前準備、 (チーズ&ワインパーティーのような) 特別なイベント、会場準備、撤収などができます。
  15. 毎年の Debian 会議や、 あなたの地域でのミニ DebConf、世界中の Debian Day のパーティーリリースパーティーbug squashing パーティー開発スプリント などのイベント を企画することで手助けができます。
  16. popularity-contest の送信を有効にすることができます。

ここまで示してきたように、プロジェクトに関わるには様々な方法があり、 Debian 開発者であることを要求するのはそのごく一部に過ぎません。 多くの異なるプロジェクトで、信頼できて価値があることを示した貢献者に対して、 ソースコードツリーへ直接アクセスすることを許可しています。 一般に、もっと Debian に関わることができることがわかった人はプロジェクトに参加するでしょうが、 これは必ずしも必須ではありません。