Debian 2.0 へのアップグレード (x86 版)

dpkg 、dselect 、dftp でパッケージをアップグレードする場合、 (libc5 と libc6 の競合などにより)不具合が発生する事があります。 この問題を避けるため、専用の方法でアップグレードする事をお勧めします。 この文章はその方法について記述しています。

以前のバージョンからアップグレードするためにはいくつか方法があります。

  1. autoup.sh
    これはアップグレードに必要な deb 形式ファイルをダウンロードし、 正しい順番でプログラムをアップグレードするスクリプトです。 アップグレードを行う時点で利用可能なパッケージの tar アーカイブが 更新されている事もありますので、常に最新版の autoup.sh を用意しています。 以下のサイトにあるスクリプトを御利用下さい。
  2. apt-get
    これは、将来の Debian パッケージマネージャのコマンドライン部分です。 パッケ−ジの導入順を把握し、ローカルマシンや http 、ftp サイト上の アーカイブからパッケージをダウンロードします。 複数のサイトのパッケージ情報を統合することができますので、 CD と最新ミラーと non-us サイトを、速さ、種類、最新版を最適 な組み合わせで利用できます。 アップグレードするには 'apt-get update; apt-get dist-upgrade' とするだけです。 Bo バージョンの apt-get は http://archive.debian.org/debian/dists/hamm/main/upgrade-i386/にあります。 Bo バージョンの apt-get は充分なテストがなされています。 apt-get は slink より正式なパッケージングシステムとなります。
  3. 手動による方法
    HOWTO は $HOME/releases/hamm/autoup/libc5-libc6-Mini-HOWTO.html で御覧になれます。 しかし、この手動の工程を自動化した autoup.sh がありますので、 この方法による利点は少ないでしょう。

Q & A

Q: いつもの様に、dselect の ftp メソッドを使わないのはなぜですか?
A: 正しい順序でパッケージをインストールしない為、
   スムーズなアップグレードは保証出来ません。
   apt ( dpkg の新しいフロントエンド) を使うのであれば問題ありません。
   将来的には、apt を使う事でこう言った煩わしさから開放され、
   どんなアップグレードでもこれまでよりももっと簡単になります。

Q: アップグレードしたのですが、もう1度アップグレードしても大丈夫でしょうか?
A: 大丈夫です。dselect も使えるようになっています。