NANOG traceroute (Van Jacobson/BSD の traceroute プログラムの 強化版) に、脆弱性が発見されました。 'get-origin()' 関数で、バッファオーバーフローが起こります。 whois パーサによる不十分な範囲チェックのため、システムスタック上の メモリが破壊される可能性があります。 この脆弱性を悪用することにより、リモートの攻撃者は、標的となるホストで root 権限を奪取することができます。ただし、Debian ではこのような攻撃はほとんど不可能と思われます。
The Common Vulnerabilities and Exposures (CVE) プロジェクトは さらに、以下のような脆弱性を確認しています。これらは、Debian の中では 現安定版 (stable)(woody) と旧安定版 (potato) で修正されたものであり、 すでに言及されているものです。(また、他のディストリビューション については個別の勧告が出されています。):
幸い、Debian パッケージはスタートアップからすぐに権限を落とすので、 これらの問題は Debian マシンの攻撃には使えそうにありません。
現安定版 (woody) では、上記の問題はバージョン 6.1.1-1.2 で 修正されています。
旧安定版 (potato) では、上記の問題はバージョン6.0-2.2 で 修正されています。
不安定版(sid) では、これらの問題はバージョン6.3.0-1 で修正されています。
traceroute-nanog パッケージをアップグレードすることをお勧めします。
一覧にあるファイルの MD5 チェックサムは勧告の原文にあります。