複数の脆弱性が、non-free な ARJ 形式アーカイブの解凍ユーティリティ unarj に見付かっています。The Common Vulnerabilities and Exposures Project では以下の脆弱性を認識しています:
アーカイブに含まれる長いファイル名を取り扱う際に、 バッファオーバフローが見付かっています。攻撃者は、 特別に細工を施したアーカイブを作成し、犠牲者が展開した際に unarj をクラッシュさせる、あるいは任意のコードを実行させることが可能です。
ディレクトリ間の不正な移動の脆弱性が見付かっており、このため攻撃者は、 特別に細工を施したアーカイブを作成し、 犠牲者が展開した際に上位のディレクトリにファイルを作成することが可能です。 再帰的に利用することで、 この脆弱性はクリティカルなシステムファイルやプログラムを上書きするのに使えます。
安定版ディストリビューション (stable、コードネーム woody) では、これらの問題はバージョン 2.43-3woody1 で修正されています。
不安定版ディストリビューション (unstable、コードネーム sid) では、unstable/non-free には unarj パッケージが含まれていないので、 これらの問題は適用されません。
unarj パッケージのアップグレードをお勧めします。
一覧にあるファイルの MD5 チェックサムは勧告の原文にあります。