XUL アプリケーションのランタイム環境 Xulrunner に、リモートから攻撃可能な複 数の問題が発見されました。The Common Vulnerabilities and Exposures project は以下の問題を認識しています。
Jesse Ruderman さん、Kai Engert さん、Martijn Wargers さん、Mats Palmgren さんおよび Paul Nickerson さんにより、レイアウトエンジンに任 意のコードの実行が可能となるクラッシュが発見されました。
Carsten Bookさん、Wesley Garland さん、Igor Bukanov さん、moz_bug_r_a4
さん、shutdown
さん、Philip Taylor さん、tgirmann
さんの各氏により、
JavaScriptエンジンに任意のコードの実行が可能となるクラッシュが発見され
ました。
hong
さんと Gregory Fleischer さんにより、ファイルアップロード制御のフ
ァイル入力フォーカス処理に欠陥があり、ローカルファイルの情報が漏洩する
可能性があることが発見されました。
moz_bug_r_a4
さんと Boris Zbarsky さんにより、JavaScript 処理に欠陥が
あり、特権昇格の可能性があることが発見されました。
Justin Dolske さんにより、パスワード格納機能が悪意を持ったウェブサイト から悪用可能で、格納したパスワードを破壊できることが発見されました。
Gerry Eisenhaur さん、および moz_bug_r_a4
さんにより、chrome: URI 処
理にディレクトリトラバーサル欠陥があり、情報漏洩の可能性があることが発
見されました。
David Bloom さんにより、DesignMode エレメントの稼働処理に競合条件があ り、情報漏洩や任意のコードの実行が可能であることが発見されました。
Michal Zalewski さんにより、セキュリティ上重要なダイアログのタイマ (一 定時間経過後、ダイアログ要素を無効化する) が、JavaScript を用いたウィ ンドウフォーカス変更処理で迂回可能であることが発見されました。
格納された添付ファイルに対する不正なコンテンツ宣言により、ユーザが
.txt
拡張子を持つファイル名のローカルファイルを開くことを妨害できるた
め、軽微なサービス拒否攻撃を引き起こせることが発見されました。
Martin Straka さんにより、玲ダイレクト処理中の安全でないスタイルシー トの扱いにより、情報漏洩の可能性があることが発見されました。
Emil Ljungdahl さんと、Lars-Olof Moilanen さんにより、フィッシング防 御機能が <div> 要素により迂回可能であることが発見されました。
旧安定版 (sarge) には xulrunner パッケージは収録されていません。
安定版 (stable) ディストリビューション (etch) では、これらの問題はバージ ョン 1.8.0.15~pre080131b-0etch1 で修正されています。
直ぐに xulrunner パッケージをアップグレードすることを勧めます。
一覧にあるファイルの MD5 チェックサムは勧告の原文にあります。