Linux カーネルに、サービス拒否攻撃、情報の漏洩や特権の昇格に繋がる複数 の問題が発見されました。The Common Vulnerabilities and Exposures project は以下の問題を認識しています。
Jan Kratochvil さんにより、s390 アーキテクチャの ptrace インターフ ェースにローカルのサービス拒否攻撃脆弱性が報告されました。ローカル のユーザが不正なポインタの参照を引き起こし、システムを panic させ ることが可能です。
Eugene Teo さんにより、Granch SBNI12 専用線アダプタ (sbni) ドライ バにケーパビリティチェックが無いため、ローカルユーザが特権処理を行 えることが報告されました。
Olaf Kirch さんにより、i915 に関連した問題が発見されました。この欠 陥を不十分な特権制限の ioctl を使って攻撃することにより、メモリ破 壊が可能です。
Eugene Teo さんにより、SCTP サブシステムに二つの欠陥があり、 SCTP-AUTH 拡張が有効になっていた場合、ローカルユーザが機密情報を読 み出すことが可能です。
安定版 (stable) ディストリビューション (etch) では、これらの問題はバージ ョン 2.6.24-6~etchnhalf.6 で修正されています。
直ぐに linux-2.6.24 パッケージをアップグレードすることを勧めます。
一覧にあるファイルの MD5 チェックサムは勧告の原文にあります。