Apache 2.x, Subversion などのアプリケーションで使われる Apache ポータ ブルランタイムユーティリティライブラリ apr-util に二つのサービス拒否攻撃脆弱性 が発見されました。
"kcope" さんにより、apr_xml_* インターフェース内部の XML エンティティ 処理に欠陥があり、全メモリを消費させる攻撃が可能であることが発見され ました。この欠陥は Apache の mod_dav と mod_dav_svn 経由でリモートか ら攻撃可能です (CVE 番号未採番)。
Matthew Palmer さんにより、apr_strmatch_precompile 関数にアンダーフロ ー欠陥があり。攻撃によりデーモンがクラッシュすることが発見されました。 欠陥は (1) "SVNMasterURI" ディレクティブを使っている場合、Apache の mod_dav_svn を使ってリモートから、(2) libapreq2 を使った Apache また は他アプリケーションの mod_apreq2 を使ってリモートから、(3) 細工した .htaccess ファイルを使って、Apache をローカルから、おのおの攻撃可能で す。
apr-util を使ったアプリケーションに対する他の攻撃方法も存在する可能性 があります。
Apache を使っている場合、またはスタンドアローンで svnserve を用いてい る場合、libaprutil1 パッケージの更新後サービスを再起動する必要があり ます。
旧安定版 (oldstable) ディストリビューション (etch) では、この問題はバー ジョン 1.2.7+dfsg-2+etch2 で修正されています。
安定版 (stable) ディストリビューション (lenny) では、これらの問題はバ ージョン 1.2.12+dfsg-8+lenny2 で修正されています。
テスト版 (squeeze) および不安定版 (unstable) ディストリビューションで は、この問題は近く修正予定です。
直ぐに apr-util パッケージをアップグレードすることを勧めます。
一覧にあるファイルの MD5 チェックサムは勧告の原文にあります。