Debian セキュリティ勧告

DSA-2234-1 zodb -- 複数の脆弱性

報告日時:
2011-05-10
影響を受けるパッケージ:
zodb
危険性:
あり
参考セキュリティデータベース:
Debian バグ追跡システム: バグ 540465.
Mitre の CVE 辞書: CVE-2009-0668, CVE-2009-0669.
詳細:

ZODB を扱うツール群 python-zodb に、リモートから攻撃可能な複数の問題 が発見されました。これらの欠陥により、最悪の場合任意のコードの実行が 可能です。The Common Vulnerabilities and Exposures project は以下の問 題を認識しています。

  • CVE-2009-0668

    ZEO サーバは、悪意を持ったクライアントからのデータの unpickle 処理 の際に callable を適切に制限していないため、攻撃者から細工した例外 pickle を送ることでサーバ上で任意の Python コードの実行が可能です。 また、フラグテストのための pickle 内で指定した callable を含むモジ ュールを ZEO がインポートするため、この欠陥は任意のインポート可能 なモジュールのインポートにも悪用可能です。

  • CVE-2009-0669

    プログラムミスのため ZEO の StorageServer コンポーネントの認証処理 が内部メソッドとして使用されていません。この欠陥のため、悪意を持っ たクライアントから ZEO サーバへの接続の際認証を、単にこの認証メソ ッドを呼び出すことで迂回可能です。

この更新では、クライアントが要求できる新しいオブジェクト ID を 100 に 制限しています。これは、多量のオブジェクト ID を要求した場合多量のリ ソースを消費させることが可能なためです。この件については CVE 未採番で す。

旧安定版 (oldstable) ディストリビューション (lenny) では、この問題は バージョン 1:3.6.0-2+lenny3 で修正されています。

安定版 (stable) ディストリビューション (squeeze) はリリース前に修正さ れており、問題はありません。

不安定版 (unstable) ディストリビューション (sid) では、この問題はバー ジョン 1:3.8.2-1 で修正されています。

直ぐに zodb パッケージをアップグレードすることを勧めます。