Debian セキュリティ勧告

DSA-2897-1 tomcat7 -- セキュリティ更新

報告日時:
2014-04-08
影響を受けるパッケージ:
tomcat7
危険性:
あり
参考セキュリティデータベース:
Mitre の CVE 辞書: CVE-2013-2067, CVE-2013-2071, CVE-2013-4286, CVE-2013-4322, CVE-2014-0050.
詳細:

セキュリティ問題が複数、Tomcat サーブレット及び JSP エンジンに見つかりました:

  • CVE-2013-2067

    FORM 認証は認証を要求する最近のリクエストのほとんどを現在のセッションと結びつけます。 攻撃対象者がログインフォームを埋めている間に 認証後のリソースに対するリクエストを繰り返し送ることで攻撃者がリクエストを差し込み、 攻撃対象者の資格情報を使ってそれを実行することが可能です。

  • CVE-2013-2071

    AsyncListener.onComplete() の RuntimeException によりリクエストの後処理が行われません。 前にリクエストした要素がこれにより現在のリクエストに現れる可能性があります。

  • CVE-2013-4286

    Content-Length ヘッダが複数ある、あるいは Content-Length ヘッダと「Transfer-Encoding: chunked」ヘッダが共に存在する場合に、 そのリクエストを拒否しないために XSS による機密の漏洩を許します。

  • CVE-2013-4322

    「Transfer-Encoding: chunked」を使って送られたリクエストの処理時に、Tomcat では無視していましたが含まれる chunk-extension を一切制限していませんでした。これにより制限なくデータをサーバに流すことで、 クライアントに限定的なサービス拒否を許します。

  • CVE-2014-0050

    Content-Type ヘッダの異常なマルチパートのリクエストにより 無限ループによるサービス拒否を引き起こすことが可能です。

安定版 (stable) ディストリビューション (wheezy) では、この問題はバージョン 7.0.28-4+deb7u1 で修正されています。

テスト版 (testing) ディストリビューション (jessie) では、この問題はバージョン 7.0.52-1 で修正されています。

不安定版 (unstable) ディストリビューション (sid) では、この問題はバージョン 7.0.52-1 で修正されています。

直ちに tomcat7 パッケージをアップグレードすることを勧めます。