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3.3. 準備ができるまでインターネットに接続しない

インストールしようとしているシステムをインストール中にすぐにインターネットに 接続するべきではありません。これはばかげているように聞こえるかもしれませんが、 普通に行われていることです。システムはサービスをインストールするとすぐに それを有効にするので、もしそのシステムがインターネットに接続されていて、 サービスが適切に設定されていなければ、システムを攻撃にさらしていることに なります。
サービスにはインストールに使おうとしているパッケージではまだ修正されて いないセキュリティ上の脆弱性があるかもしれないことにも注意してください。 (CD-ROM のような) 古いメディアからインストールしようとしているときに これがよくあてはまります。この場合、インストールを終える前にシステムを 破られることさえあり得ます!
Debian のインストールやアップグレードはインターネット経由でも可能なので、 インストール時にこの機能を使うのはよい考えに思えるかもしれません。 システムをインターネットに直接接続する予定なら (そしてファイアウォールや NAT で保護しないなら)、インターネットに接続せずに、Debian パッケージソースや セキュリティ上の更新のローカルミラーを使ってインストールするのが最善です。 パッケージミラーはインターネットに接続された他のシステムを使い、(もし Debian システムであれば) apt-moveapt-proxy などの Debian 特有の道具か、またはシステムに アーカイブを提供する他の一般的なミラーツールを用いて設置することができます。