付録 A. etch システムの管理

目次

A.1. etch システムのアップグレード
A.2. ソースリストのチェック

この付録には、lenny へアップグレードする前に etch パッケージを確実にインストールしたりアップグレードする方法についての情報が述べられています。特定の状況でのみ必要となるでしょう。

A.1. etch システムのアップグレード

基本的には、これまで行ってきた etch のあらゆるアップグレードと違いはありません。唯一異なるのは、項A.2. 「ソースリストのチェック」で説明するように、パッケージリスト内に etch への参照がまだ含まれているのを確認する必要があることです。

Debian ミラーを使用してシステムをアップグレードする場合、システムは自動的に最新の etch ポイントリリースへとアップグレードされます。

A.2. ソースリストのチェック

/etc/apt/sources.list 内で 'stable' を指定している行があるなら、効率よく lenny を 「使う」 用意ができています。すでに apt-get update を実行済みでも、以下の手順に従えば問題なく元に戻すことができます。

lenny からパッケージのインストールもしてしまっているなら、おそらくこれ以上 etch からパッケージをインストールしても無意味でしょう。この場合、続けるかどうかを自分で決断しなければなりません。パッケージをダウングレードすることはできますが、その方法はここでは扱いません。

(root になってから) お気に入りのエディタで /etc/apt/sources.list を開き、deb http:deb ftp: で始まるすべて行の中に 「stable」 が指定されているかどうかを調べてください。もしあるなら、stableetch に変更してください。

deb file: で始まっている行があるなら、その行が指定している場所が etch か lenny のどちらのアーカイブなのかを独力で調べなければならないでしょう。

[重要項目]重要項目

deb cdrom: で始まっている行は、絶対に変更しないでください。変更するとその行は無効になって、もう一度 apt-cdrom を実行しなければならなくなるでしょう。'cdrom' ソースが 「unstable」 を指定していても心配しないでください。混乱するかもしれませんが、これで正常なのです。

変更が済んだら、ファイルを保存してから

# apt-get update

と実行して、パッケージリストを更新してください。