Debian セキュリティ勧告

DSA-856-1 py2play -- 設計上の誤り

報告日時:
2005-10-10
影響を受けるパッケージ:
py2play
危険性:
あり
参考セキュリティデータベース:
Debian バグ追跡システム: バグ 326976.
Mitre の CVE 辞書: CVE-2005-2875.
詳細:

Arc Riley さんが、ピアツーピアネットワークゲームエンジン py2play が、セキュリティチェックが全く行われずに接続する p2p ゲームネットワークから受け取った任意のコードの実行が可能であることを発見しました。

旧安定版 (old stable) ディストリビューション (woody) には py2play パッケージは含まれません。

安定版 (stable) ディストリビューション (sarge) では、この問題はバージョン 0.1.7-1sarge1 で修正されています。

不安定版 (unstable) ディストリビューション (sid) では、この問題はバージョン 0.1.8-1 で修正されています。

直ちに py2play パッケージをアップグレードすることを勧めます。

修正:

Debian GNU/Linux 3.1 (sarge)

ソース:
http://security.debian.org/pool/updates/main/p/py2play/py2play_0.1.7-1sarge1.dsc
http://security.debian.org/pool/updates/main/p/py2play/py2play_0.1.7-1sarge1.diff.gz
http://security.debian.org/pool/updates/main/p/py2play/py2play_0.1.7.orig.tar.gz
アーキテクチャ非依存コンポーネント:
http://security.debian.org/pool/updates/main/p/py2play/python-2play_0.1.7-1sarge1_all.deb

一覧にあるファイルの MD5 チェックサムは勧告の原文にあります。