Debian セキュリティ勧告
DSA-905-1 mantis -- 複数の脆弱性
- 報告日時:
- 2005-11-22
- 影響を受けるパッケージ:
- mantis
- 危険性:
- あり
- 参考セキュリティデータベース:
- Debian バグ追跡システム: バグ 330682, バグ 335938.
Mitre の CVE 辞書: CVE-2005-3091, CVE-2005-3335, CVE-2005-3336, CVE-2005-3338, CVE-2005-3339. - 詳細:
-
セキュリティ関連の問題が複数、ウェブベースのバグ追跡システム Mantis に発見されました。The Common Vulnerabilities and Exposures project は以下の問題を認識しています:
- CVE-2005-3091
クロスサイトスクリプティング脆弱性により、攻撃者に任意のウェブスクリプトや HTML の差し込みを許します。
- CVE-2005-3335
ファイル取り込みの脆弱性により、リモートの攻撃者に任意の PHP コードの実行および任意のローカルファイルの取り込みを許します。
- CVE-2005-3336
SQL インジェクション脆弱性により、リモートの攻撃者に任意の SQL コマンドの実行を許します。
- CVE-2005-3338
Mantis がユーザの実際のメールアドレスを誤って表示または非表示にします。
旧安定版 (old stable) ディストリビューション (woody) にはこの問題の影響はありません。
安定版 (stable) ディストリビューション (sarge) では、この問題はバージョン 0.19.2-4.1 で修正されています。
不安定版 (unstable) ディストリビューション (sid) では、この問題はバージョン 0.19.3-0.1 で修正されています。
直ちに mantis パッケージをアップグレードすることを勧めます。
- CVE-2005-3091
- 修正:
-
Debian GNU/Linux 3.1 (sarge)
- ソース:
- http://security.debian.org/pool/updates/main/m/mantis/mantis_0.19.2-4.1.dsc
- http://security.debian.org/pool/updates/main/m/mantis/mantis_0.19.2-4.1.diff.gz
- http://security.debian.org/pool/updates/main/m/mantis/mantis_0.19.2.orig.tar.gz
- http://security.debian.org/pool/updates/main/m/mantis/mantis_0.19.2-4.1.diff.gz
- アーキテクチャ非依存コンポーネント:
- http://security.debian.org/pool/updates/main/m/mantis/mantis_0.19.2-4.1_all.deb
一覧にあるファイルの MD5 チェックサムは勧告の原文にあります。