Debian セキュリティ勧告

DSA-1035-1 fcheck -- 安全でない一時ファイルの作成

報告日時:
2006-04-15
影響を受けるパッケージ:
fcheck
危険性:
あり
参考セキュリティデータベース:
Mitre の CVE 辞書: CVE-2006-1753.
詳細:

Debian セキュリティ監査プロジェクトの Steve Kemp さんにより、ファイル整合性チェッカ fcheck に含まれた cronjob が、安全でない方法で一時ファイルを作成することが発見されました。

前安定版ディストリビューション (oldstable、コードネーム woody) では、この問題による影響はありません。

安定版ディストリビューション (stable、コードネーム sarge) では、この問題はバージョン 2.7.59-7sarge1 で修正されています。

不安定版ディストリビューション (unstable、コードネーム sid) では、この問題はバージョン 2.7.59-8 で修正されています。

fcheck パッケージのアップグレードをお勧めします。

修正:

Debian GNU/Linux 3.1 (sarge)

ソース:
http://security.debian.org/pool/updates/main/f/fcheck/fcheck_2.7.59-7sarge1.dsc
http://security.debian.org/pool/updates/main/f/fcheck/fcheck_2.7.59-7sarge1.diff.gz
http://security.debian.org/pool/updates/main/f/fcheck/fcheck_2.7.59.orig.tar.gz
アーキテクチャ非依存コンポーネント:
http://security.debian.org/pool/updates/main/f/fcheck/fcheck_2.7.59-7sarge1_all.deb

一覧にあるファイルの MD5 チェックサムは勧告の原文にあります。