Debian セキュリティ勧告

DSA-1147-1 drupal -- 入力に対するサニタイジングの欠落

報告日時:
2006-08-09
影響を受けるパッケージ:
drupal
危険性:
あり
参考セキュリティデータベース:
Mitre の CVE 辞書: CVE-2006-4002.
詳細:

Ayman Hourieh さんにより、動的なウェブサイトプラットフォーム Drupal が、ユーザモジュールにおいて入力に対するサニタイズ処理を十分には行っておらず、 クロスサイトスクリプティングを引き起こす可能性があることが発見されました。

安定版ディストリビューション (stable、コードネーム sarge) では、この問題はバージョン 4.5.3-6.1sarge3 で修正されています。

不安定版ディストリビューション (unstable、コードネーム sid) では、この問題はバージョン 4.5.8-2 で修正されています。

drupal パッケージのアップグレードをお勧めします。

修正:

Debian GNU/Linux 3.1 (sarge)

ソース:
http://security.debian.org/pool/updates/main/d/drupal/drupal_4.5.3-6.1sarge3.dsc
http://security.debian.org/pool/updates/main/d/drupal/drupal_4.5.3-6.1sarge3.diff.gz
http://security.debian.org/pool/updates/main/d/drupal/drupal_4.5.3.orig.tar.gz
アーキテクチャ非依存コンポーネント:
http://security.debian.org/pool/updates/main/d/drupal/drupal_4.5.3-6.1sarge3_all.deb

一覧にあるファイルの MD5 チェックサムは勧告の原文にあります。