Debian セキュリティ勧告

DSA-1208-1 bugzilla -- 複数の脆弱性

報告日時:
2006-11-11
影響を受けるパッケージ:
bugzilla
危険性:
あり
参考セキュリティデータベース:
Debian バグ追跡システム: バグ 395094, バグ 329387.
Mitre の CVE 辞書: CVE-2005-4534, CVE-2006-5453.
詳細:

リモート脆弱性が複数、Bugzilla バグ追跡システムに発見されました。 任意のコードの実行につながる可能性があります。The Common Vulnerabilities and Exposures project は以下の問題を認識しています:

  • CVE-2005-4534

    Javier Fernández-Sanguino Peña さんが、安全でない一時ファイルの使用を発見しました。 シンボリックリンク攻撃を経由したサービス拒否につながる可能性があります。

  • CVE-2006-5453

    クロスサイトスクリプティング脆弱性が複数あり、 任意のウェブスクリプトコード差し込みにつながる可能性があります。

安定版 (stable) ディストリビューション (sarge) では、この問題はバージョン 2.16.7-7sarge2 で修正されています。

次期安定版 (stable) ディストリビューション (etch) では、この問題はバージョン 2.22.1-1 で修正されています。

不安定版 (unstable) ディストリビューション (sid) では、この問題はバージョン 2.22.1-1 で修正されています。

直ちに bugzilla パッケージをアップグレードすることを勧めます。

修正:

Debian GNU/Linux 3.1 (sarge)

ソース:
http://security.debian.org/pool/updates/main/b/bugzilla/bugzilla_2.16.7-7sarge2.dsc
http://security.debian.org/pool/updates/main/b/bugzilla/bugzilla_2.16.7-7sarge2.diff.gz
http://security.debian.org/pool/updates/main/b/bugzilla/bugzilla_2.16.7.orig.tar.gz
アーキテクチャ非依存コンポーネント:
http://security.debian.org/pool/updates/main/b/bugzilla/bugzilla-doc_2.16.7-7sarge2_all.deb
http://security.debian.org/pool/updates/main/b/bugzilla/bugzilla_2.16.7-7sarge2_all.deb

一覧にあるファイルの MD5 チェックサムは勧告の原文にあります。