Debian セキュリティ勧告

DSA-1216-1 flexbackup -- 安全でない一時ファイル

報告日時:
2006-11-20
影響を受けるパッケージ:
flexbackup
危険性:
あり
参考セキュリティデータベース:
Debian バグ追跡システム: バグ 334350.
Mitre の CVE 辞書: CVE-2005-4802.
詳細:

Eric Romang さんが、flexbackup バックアップツールが一時ファイルを安全でない方法により作成していることを発見しました。 シンボリックリンク攻撃を経由したサービス拒否を許します。

安定版 (stable) ディストリビューション (sarge) では、この問題はバージョン 1.2.1-2sarge1 で修正されています。

次期安定版 (stable) ディストリビューション (etch) では、この問題はバージョン 1.2.1-3 で修正されています。

不安定版 (unstable) ディストリビューション (sid) では、この問題はバージョン 1.2.1-3 で修正されています。

直ちに flexbackup パッケージをアップグレードすることを勧めます。

修正:

Debian GNU/Linux 3.1 (sarge)

ソース:
http://security.debian.org/pool/updates/main/f/flexbackup/flexbackup_1.2.1-2sarge1.dsc
http://security.debian.org/pool/updates/main/f/flexbackup/flexbackup_1.2.1-2sarge1.diff.gz
http://security.debian.org/pool/updates/main/f/flexbackup/flexbackup_1.2.1.orig.tar.gz
アーキテクチャ非依存コンポーネント:
http://security.debian.org/pool/updates/main/f/flexbackup/flexbackup_1.2.1-2sarge1_all.deb

一覧にあるファイルの MD5 チェックサムは勧告の原文にあります。