Debian セキュリティ勧告

DSA-1250-1 cacti -- 入力のサニタイジング欠落

報告日時:
2007-01-17
影響を受けるパッケージ:
cacti
危険性:
あり
参考セキュリティデータベース:
Debian バグ追跡システム: バグ 404818.
Mitre の CVE 辞書: CVE-2006-6799.
詳細:

rrdtool のフロントエンド cacti が cmd スクリプトに渡すデータを十分に検証していないことが発見されました。 SQL の差し込みと任意のシェルコマンドの実行を許します。

安定版 (stable) ディストリビューション (sarge) では、この問題はバージョン 0.8.6c-7sarge4 で修正されています。

次期安定版 (stable) ディストリビューション (etch) では、この問題はバージョン 0.8.6i-3 で修正されています。

不安定版 (unstable) ディストリビューション (sid) では、この問題はバージョン 0.8.6i-3 で修正されています。

直ちに cacti パッケージをアップグレードすることを勧めます。

修正:

Debian GNU/Linux 3.1 (sarge)

ソース:
http://security.debian.org/pool/updates/main/c/cacti/cacti_0.8.6c-7sarge4.dsc
http://security.debian.org/pool/updates/main/c/cacti/cacti_0.8.6c-7sarge4.diff.gz
http://security.debian.org/pool/updates/main/c/cacti/cacti_0.8.6c.orig.tar.gz
アーキテクチャ非依存コンポーネント:
http://security.debian.org/pool/updates/main/c/cacti/cacti_0.8.6c-7sarge4_all.deb

一覧にあるファイルの MD5 チェックサムは勧告の原文にあります。