Debian セキュリティ勧告

DSA-1298-1 otrs2 -- 入力に対するサニタイジングの欠落

報告日時:
2007-05-28
影響を受けるパッケージ:
otrs2
危険性:
あり
参考セキュリティデータベース:
Mitre の CVE 辞書: CVE-2007-2524.
詳細:

Open Ticket Request System は、 Subaction パラメータについて入力に対するサニタイズ処理を十分に行っていないため、 web スクリプトコードの挿入を許してしまうことが発見されました。

旧安定版ディストリビューション (oldstable、コードネーム sarge) は otrs2 を含んでいません。

安定版ディストリビューション (stable、コードネーム etch) では、 この問題はバージョン 2.0.4p01-18 で修正されています。

不安定版ディストリビューション (unstable、コードネームsid) はこの問題の影響を受けません。

otrs2 パッケージのアップグレードをお勧めします。

修正:

Debian GNU/Linux 4.0 (etch)

ソース:
http://security.debian.org/pool/updates/main/o/otrs2/otrs2_2.0.4p01-18.dsc
http://security.debian.org/pool/updates/main/o/otrs2/otrs2_2.0.4p01-18.diff.gz
http://security.debian.org/pool/updates/main/o/otrs2/otrs2_2.0.4p01.orig.tar.gz
アーキテクチャ非依存コンポーネント:
http://security.debian.org/pool/updates/main/o/otrs2/otrs2_2.0.4p01-18_all.deb

一覧にあるファイルの MD5 チェックサムは勧告の原文にあります。