Debian セキュリティ勧告

DSA-1470-1 horde3 -- 入力のサニタイズ漏れ

報告日時:
2008-01-20
影響を受けるパッケージ:
horde3
危険性:
あり
参考セキュリティデータベース:
Mitre の CVE 辞書: CVE-2007-6018.
詳細:

Ulf Härnhammar さんにより、Horde ウェブアプリケーションフレームワークに おいて入力のサニタイズが十分に行われていないため、Imp クライアント中で不 正な形式の電子メールを見るようにし向けることでユーザの電子メールの削除が 可能です。

この更新では、クロスサイトスクリプティングフィルタのバグ修正と、ユーザ管 理 API のバグ修正を Horde 3.1.6 からバックポートしています。

旧安定版 (sarge) にはこれらの問題の影響はありません。

安定版 (stable) ディストリビューション (etch) では、この問題はバージョン 3.1.3-4etch2 で修正されています。

直ぐに horde3 パッケージをアップグレードすることを勧めます。

修正:

Debian GNU/Linux 4.0 (stable)

ソース:
http://security.debian.org/pool/updates/main/h/horde3/horde3_3.1.3-4etch2.dsc
http://security.debian.org/pool/updates/main/h/horde3/horde3_3.1.3-4etch2.diff.gz
http://security.debian.org/pool/updates/main/h/horde3/horde3_3.1.3.orig.tar.gz
アーキテクチャ非依存コンポーネント:
http://security.debian.org/pool/updates/main/h/horde3/horde3_3.1.3-4etch2_all.deb

一覧にあるファイルの MD5 チェックサムは勧告の原文にあります。