Debian セキュリティ勧告
DSA-1724-1 moodle -- 複数の脆弱性
- 報告日時:
- 2009-02-13
- 影響を受けるパッケージ:
- moodle
- 危険性:
- あり
- 参考セキュリティデータベース:
- Debian バグ追跡システム: バグ 514284.
Mitre の CVE 辞書: CVE-2009-0500, CVE-2009-0502, CVE-2008-5153. - 詳細:
-
オンライン学科選択システム Moodle に、複数の問題が発見されました。The Common Vulnerabilities and Exposures project は以下の問題を認識していま す。
- CVE-2009-0500
ログテーブルに格納される情報が適切にサニタイズされていないため、攻撃 者が任意のウェブコードを挿入可能であることが発見されました。
- CVE-2009-0502
"Login as" 関数への一部の入力が適切にサニタイズされていないため、攻 撃者が任意のウェブコードを挿入可能であることが発見されました。
- CVE-2008-5153
Dmitry E. Oboukhov さんにより、SpellCheker プラグインが一時ファイルを 安全でない方法で作成しているため、サービス拒否攻撃が可能であることが 発見されました。このプラグインは使用されていないため、今回の更新で削 除されています。
安定版 (stable) ディストリビューション (etch) では、これらの問題はバージ ョン 1.6.3-2+etch2 で修正されています。
テスト版ディストリビューション (lenny)では、この問題はバージョン 1.8.2.dfsg-3+lenny1 で修正されています。
不安定版 (unstable) ディストリビューション (sid) では、これらの問題はバー ジョン 1.8.2.dfsg-4 で修正されています。
直ぐに moodle パッケージをアップグレードすることを勧めます。
- CVE-2009-0500
- 修正:
-
Debian GNU/Linux 4.0 (etch)
- ソース:
- http://security.debian.org/pool/updates/main/m/moodle/moodle_1.6.3-2+etch2.dsc
- http://security.debian.org/pool/updates/main/m/moodle/moodle_1.6.3-2+etch2.diff.gz
- http://security.debian.org/pool/updates/main/m/moodle/moodle_1.6.3.orig.tar.gz
- http://security.debian.org/pool/updates/main/m/moodle/moodle_1.6.3-2+etch2.diff.gz
- アーキテクチャ非依存コンポーネント:
- http://security.debian.org/pool/updates/main/m/moodle/moodle_1.6.3-2+etch2_all.deb
一覧にあるファイルの MD5 チェックサムは勧告の原文にあります。