Debian セキュリティ勧告

DSA-2092-1 lxr-cvs -- 入力のサニタイズ漏れ

報告日時:
2010-08-17
影響を受けるパッケージ:
lxr-cvs
危険性:
あり
参考セキュリティデータベース:
Debian バグ追跡システム: バグ 588137, バグ 585412, バグ 588036, バグ 575745.
Mitre の CVE 辞書: CVE-2010-1625, CVE-2010-1738, CVE-2010-1448, CVE-2009-4497.
詳細:

Dan Rosenberg さんにより、コードバージョニングツール lxr-cvs がユーザの 入力のサニタイズを十分に行っていないため、攻撃者のスクリプトコードの通 過を許し、クロスサイトスクリプティング攻撃が可能であることが発見されました。

安定版 (stable) ディストリビューション (lenny) では、この問題はバージョ ン 0.9.5+cvs20071020-1+lenny1 で修正されています。

テスト版ディストリビューション (sid) では、この問題はバージョン 0.9.5+cvs20071020-1.1 で修正されています。

直ぐに lxr-cvs パッケージをアップグレードすることを勧めます。

修正:

Debian GNU/Linux 5.0 (lenny)

ソース:
http://security.debian.org/pool/updates/main/l/lxr-cvs/lxr-cvs_0.9.5+cvs20071020-1+lenny1.diff.gz
http://security.debian.org/pool/updates/main/l/lxr-cvs/lxr-cvs_0.9.5+cvs20071020.orig.tar.gz
http://security.debian.org/pool/updates/main/l/lxr-cvs/lxr-cvs_0.9.5+cvs20071020-1+lenny1.dsc
アーキテクチャ非依存コンポーネント:
http://security.debian.org/pool/updates/main/l/lxr-cvs/lxr-cvs_0.9.5+cvs20071020-1+lenny1_all.deb

一覧にあるファイルの MD5 チェックサムは勧告の原文にあります。