Debian セキュリティ勧告

DSA-2103-1 smbind -- SQL インジェクション

報告日時:
2010-09-05
影響を受けるパッケージ:
smbind
危険性:
あり
参考セキュリティデータベース:
現時点では、その他の外部参考セキュリティデータベースはありません。
詳細:

PHP ベースの BIND の DNS ゾーンを管理するためのツール smbind が入力を適 切に検証していないことが発見されました。認証を受けていないリモートの攻撃 者から、任意の SQL コマンドの実行や、管理者権限のアクセスが可能です。

安定版 (stable) ディストリビューション (lenny) では、この問題はバージョン 0.4.7-3+lenny1 で修正されています。

不安定版 (unstable) ディストリビューション (sid) では、この問題はバージョ ン 0.4.7-5 で修正されており、近くテスト版 (testing) ディストリビューショ ン (squeeze) にも反映の予定です。

直ぐに smbind (0.4.7-3+lenny1) パッケージをアップグレードすることを勧めま す。

修正:

Debian GNU/Linux 5.0 (lenny)

ソース:
http://security.debian.org/pool/updates/main/s/smbind/smbind_0.4.7.orig.tar.gz
http://security.debian.org/pool/updates/main/s/smbind/smbind_0.4.7-3+lenny1.diff.gz
http://security.debian.org/pool/updates/main/s/smbind/smbind_0.4.7-3+lenny1.dsc
アーキテクチャ非依存コンポーネント:
http://security.debian.org/pool/updates/main/s/smbind/smbind_0.4.7-3+lenny1_all.deb

一覧にあるファイルの MD5 チェックサムは勧告の原文にあります。