Debian セキュリティ勧告
DSA-2258-1 kolab-cyrus-imapd -- 実装ミス
- 報告日時:
- 2011-06-11
- 影響を受けるパッケージ:
- kolab-cyrus-imapd
- 危険性:
- あり
- 参考セキュリティデータベース:
- Debian バグ追跡システム: バグ 629350.
Mitre の CVE 辞書: CVE-2011-1926. - 詳細:
-
Kolab Cyrus IMAP サーバの STARTTLS 実装に、欠陥が発見されました。I/O バッファが適切に初期化されていないため、中間者攻撃により平文のコマン ドをSTARTTLS 直後に挿入することで、暗号化 IMAP、LMTP、NNTP、POP3 セッ ションにコマンドを注入可能です。
旧安定版 (oldstable) ディストリビューション (lenny) では、この問題は バージョン 2.2.13-5+lenny3 で修正されています。
安定版 (stable) ディストリビューション (squeeze) では、この問題はバー ジョン 2.2.13-9.1 で修正されています。
テスト版ディストリビューション (wheezy) では、この問題はバージョン 2.2.13p1-0.1 で修正されています。
不安定版 (unstable) ディストリビューション (sid) では、この問題はバー ジョン 2.2.13p1-0.1 で修正されています。
直ぐに kolab-cyrus-imapd パッケージをアップグレードすることを勧めます。