Debian セキュリティ勧告

DSA-2338-1 moodle -- 複数の脆弱性

報告日時:
2011-11-07
影響を受けるパッケージ:
moodle
危険性:
あり
参考セキュリティデータベース:
現時点では、その他の外部参考セキュリティデータベースはありません。
詳細:

オンライン学習向け履修科目管理システム Moodle に、クロスサイトスクリ プティング攻撃や情報の漏洩に繋がる複数の欠陥が発見されました。

  • MSA-11-0020

    エラーメッセージの「続ける (Continue)」リンクにサイト外 を指させることが可能でした。

  • MSA-11-0024

    reCAPTCHA 画像が古いサーバから認証可能でした。

  • MSA-11-0025

    ユーザのアップロードした CSV ファイル中のグループ名がエ スケープされていません。

  • MSA-11-0026

    ユーザのアップロードした CSV ファイル中のフィールドがエ スケープされていません。

  • MSA-11-0031

    Forms API に定数問題があります。

  • MSA-11-0032

    MNET SSL 検証に問題があります。

  • MSA-11-0036

    メッセージング更新に欠陥があります。

  • MSA-11-0037

    履修科目セクションの編集にインジェクション脆弱性があり ます。

  • MSA-11-0038

    Database インジェクションに対する保護が強化されました。

安定版 (stable) ディストリビューション (squeeze) では、この問題はバー ジョン 1.9.9.dfsg2-2.1+squeeze2 で修正されています。

不安定版 (unstable) ディストリビューション (sid) では、この問題はバー ジョン 1.9.9.dfsg2-4 で修正されています。

直ぐに moodle パッケージをアップグレードすることを勧めます。

Debian Security Advisories に関する説明、これらの更新をシステムに適用 する方法、FAQ などは https://www.debian.org/security/ を参照ください。