Debian セキュリティ勧告
DSA-2506-1 libapache-mod-security -- ModSecurity の迂回
- 報告日時:
- 2012-07-02
- 影響を受けるパッケージ:
- libapache-mod-security
- 危険性:
- あり
- 参考セキュリティデータベース:
- Debian バグ追跡システム: バグ 678529.
Mitre の CVE 辞書: CVE-2012-2751. - 詳細:
-
Qualys Vulnerability & Malware Research Labs 社により、 Apache ウェブサーバのセキュリティモジュール ModSecurity に欠陥が発見されました。
Content:Disposition: attachment
およびContent-Type: multipart
の両方が HTTP ヘッダで有効になっている状況下で、この欠陥を細工した HTML 文書により攻撃することにより、クロスサイトスクリプティング攻撃が可能です。安定版 (stable) ディストリビューション (squeeze) では、この問題はバージョン 2.5.12-1+squeeze1 で修正されています。
テスト版ディストリビューション (wheezy) では、この問題はバージョン 2.6.6-1 で修正されています。
不安定版 (unstable) ディストリビューション (sid) では、この問題はバージョン 2.6.6-1 で修正されています。
テスト版および不安定版ディストリビューションでは、ソースパッケージは modsecurity-apache に名称変更されています。
直ぐに libapache-mod-security パッケージをアップグレードすることを勧めます。