Debian セキュリティ勧告
DSA-2702-1 telepathy-gabble -- TLS 検証の迂回
- 報告日時:
- 2013-06-03
- 影響を受けるパッケージ:
- telepathy-gabble
- 危険性:
- あり
- 参考セキュリティデータベース:
- Mitre の CVE 辞書: CVE-2013-1431.
- 詳細:
-
Maksim Otstavnov さんが、Telepathy フレームワーク向け Jabber/XMPP 接続マネージャ telepathy-gabble により利用される Wocky サブモジュールが古い Jabber サーバで tls-required フラグを考慮しないことを発見しました。 この脆弱性により中間のネットワークが TLS 検証を迂回して中間者攻撃を実行できます。
旧安定版 (oldstable) ディストリビューション (squeeze) ではこの問題はバージョン 0.9.15-1+squeeze2 で修正されています。
安定版 (stable) ディストリビューション (wheezy) では、この問題はバージョン 0.16.5-1+deb7u1 で修正されています。
テスト版 (testing) ディストリビューション (jessie) 及び不安定版 (unstable) ディストリビューション (sid) では、 この問題はバージョン 0.16.6-1 で修正されています。
直ちに telepathy-gabble パッケージをアップグレードすることを勧めます。