Debian セキュリティ勧告
DSA-2717-1 xml-security-c -- ヒープオーバーフロー
- 報告日時:
- 2013-06-28
- 影響を受けるパッケージ:
- xml-security-c
- 危険性:
- あり
- 参考セキュリティデータベース:
- Debian バグ追跡システム: バグ 714241.
Mitre の CVE 辞書: CVE-2013-2210. - 詳細:
-
iSIGHT Partners Labs の Jon Erickson さんが XML Digital Security の実装である xml-security-c にヒープオーバーフローを発見しました。CVE-2013-2154 に対する修正により XML 署名参照処理コード内の不完全な XPointer 表現の処理にヒープオーバーフローが混入しました。 潜在的には任意のコードの実行につながります。
旧安定版 (oldstable) ディストリビューション (squeeze) では、この問題はバージョン 1.5.1-3+squeeze3 で修正されています。
安定版 (stable) ディストリビューション (wheezy) では、この問題はバージョン 1.6.1-5+deb7u2 で修正されています。
不安定版 (unstable) ディストリビューション (sid) では、この問題はバージョン 1.6.1-7 で修正されています。
直ちに xml-security-c パッケージをアップグレードすることを勧めます。