Debian セキュリティ勧告

DSA-2789-1 strongswan -- サービス拒否及び認証の迂回

報告日時:
2013-11-01
影響を受けるパッケージ:
strongswan
危険性:
あり
参考セキュリティデータベース:
Mitre の CVE 辞書: CVE-2013-6075.
詳細:

脆弱性が strongSwan、IPsec により保護されたリンクを確立する IKE デーモンの ASN.1パーサに見つかりました。

細工した ID_DER_ASN1_DN ID ペイロードを脆弱な pluto や charon デーモンに送ることで、悪意のあるリモートユーザがサービス拒否 (デーモンのクラッシュ) や認証の迂回 (異なるユーザへのなりすまし、潜在的には VPN 権限を獲得します) を誘発させることが可能です。

旧安定版 (oldstable) ディストリビューション (squeeze) では、この問題はバージョン 4.4.1-5.4 で修正されています。

安定版 (stable) ディストリビューション (wheezy) では、この問題はバージョン 4.5.2-1.5+deb7u2 で修正されています。

テスト版 (testing) ディストリビューション (jessie) では、この問題はバージョン 5.1.0-3 で修正されています。

不安定版 (unstable) ディストリビューション (sid) では、この問題はバージョン 5.1.0-3 で修正されています。

直ちに strongswan パッケージをアップグレードすることを勧めます。