Debian セキュリティ勧告
DSA-2791-1 tryton-client -- 入力のサニタイジング欠落
- 報告日時:
- 2013-11-04
- 影響を受けるパッケージ:
- tryton-client
- 危険性:
- あり
- 参考セキュリティデータベース:
- Mitre の CVE 辞書: CVE-2013-4510.
- 詳細:
-
Cedric Krier さんが、Tryton クライアントが報告の処理時にサーバから提供される ファイルの拡張子をサニタイズしていないことを発見しました。結果として、 悪意のあるサーバがファイルの拡張子を細工した報告を送ることで、 クライアントを実行しているユーザに書き込み権限のある任意のローカルファイルへの クライアントによる書き込みを引き起こします。
旧安定版 (oldstable) ディストリビューション (squeeze) では、この問題はバージョン 1.6.1-1+deb6u1 で修正されています。
安定版 (stable) ディストリビューション (wheezy) では、この問題はバージョン 2.2.3-1+deb7u1 で修正されています。
直ちに tryton-client パッケージをアップグレードすることを勧めます。