Debian セキュリティ勧告
DSA-2833-1 openssl -- 複数の脆弱性
- 報告日時:
- 2014-01-01
- 影響を受けるパッケージ:
- openssl
- 危険性:
- あり
- 参考セキュリティデータベース:
- Debian バグ追跡システム: バグ 732754, バグ 732710.
Mitre の CVE 辞書: CVE-2013-6449, CVE-2013-6450. - 詳細:
-
OpenSSL の複数のセキュリティ問題が修正されています: TLS 1.2 サポートがサービス拒否の影響を受けやすい問題と DTLS メッセージの再送信が修正されています。さらに、この更新では安全でない Dual_EC_DRBG アルゴリズムを無効化します (これは利用されていませんでした。詳細な情報については http://marc.info/?l=openssl-announce&m=138747119822324&w=2 参照)。一部の Intel CPU で利用可能な、エントロピーの唯一のソースである RdRand 機能を、明示的に要求されない限り利用しないようになっています。
安定版 (stable) ディストリビューション (wheezy) では、この問題はバージョン 1.0.1e-2+deb7u1 で修正されています。
不安定版 (unstable) ディストリビューション (sid) では、この問題はバージョン 1.0.1e-5 で修正されています。
直ちに openssl パッケージをアップグレードすることを勧めます。