Debian セキュリティ勧告
DSA-2850-1 libyaml -- ヒープベースのバッファオーバーフロー
- 報告日時:
- 2014-01-31
- 影響を受けるパッケージ:
- libyaml
- 危険性:
- あり
- 参考セキュリティデータベース:
- Debian バグ追跡システム: バグ 737076.
Mitre の CVE 辞書: CVE-2013-6393. - 詳細:
-
Red Hat Product Security Team の Florian Weimer さんが LibYAML、高速な YAML 1.1 パーサ、発信ライブラリにヒープベースのバッファオーバーフロー欠陥を発見しました。 リモートの攻撃者が特別に細工したタグを仕込んだ YAML 文書を提供することが可能で、アプリケーションが libyaml を使って解析した場合にアプリケーションのクラッシュや、 潜在的にはアプリケーションを実行しているユーザの権限で任意のコードの実行を引き起こします。
旧安定版 (oldstable) ディストリビューション (squeeze) では、この問題はバージョン 0.1.3-1+deb6u2 で修正されています。
安定版 (stable) ディストリビューション (wheezy) では、この問題はバージョン 0.1.4-2+deb7u2 で修正されています。
不安定版 (unstable) ディストリビューション (sid) では、この問題はバージョン 0.1.4-3 で修正されています。
直ちに libyaml パッケージをアップグレードすることを勧めます。