Debian セキュリティ勧告
DSA-2899-1 openafs -- セキュリティ更新
- 報告日時:
- 2014-04-09
- 影響を受けるパッケージ:
- openafs
- 危険性:
- あり
- 参考セキュリティデータベース:
- Mitre の CVE 辞書: CVE-2014-0159, CVE-2014-2852.
- 詳細:
-
Michael Meffie さんが OpenAFS、分散ファイルシステムに発見されました。 OpenAFS ファイルサーバに接続できる攻撃者がバッファオーバーフローを引き起こし、 ファイルサーバをクラッシュさせることが可能で、潜在的には任意のコードの実行を許します。
さらにこの更新では些細なサービス拒否の問題に対処しています: 不正なパケットを受け取るとサーバのリスナースレッドが約1秒ハングするため、 そういったパケットを送ることでサーバの処理速度を低下させて 使いものにならない状態にする機会を与えることになります。
旧安定版 (oldstable) ディストリビューション (squeeze) では、この問題はバージョン 1.4.12.1+dfsg-4+squeeze3 で修正されています。
安定版 (stable) ディストリビューション (wheezy) では、この問題はバージョン 1.6.1-3+deb7u2 で修正されています。
不安定版 (unstable) ディストリビューション (sid) では、この問題はバージョン 1.6.7-1 で修正されています。
直ちに openafs パッケージをアップグレードすることを勧めます。