Debian セキュリティ勧告
DSA-3871-1 zookeeper -- セキュリティの更新
- 報告日時:
- 2017-06-01
- 影響を受けるパッケージ:
- zookeeper
- 危険性:
- あり
- 参考セキュリティデータベース:
- Mitre の CVE 辞書: CVE-2017-5637.
- 詳細:
-
設定情報を保守するためのサービスである Zookeeper で、計算コストが高い wchp / wchc コマンドへのアクセスを制限していないため、CPU 消費の増加に よりサービス拒否につながる可能性があることがわかりました。
今回の更新では、デフォルトで wchp / wchc コマンドが無効になります。 新しい設定オプション
4lw.commands.whitelist
を使用すると、コマンドを 選択して、ホワイトリストに登録できます (コマンドの完全なセットは '*' で元に戻せます)。安定版 (stable) ディストリビューション (jessie) では、この問題はバージョン 3.4.5+dfsg-2+deb8u2 で修正されています。
不安定版 (unstable) ディストリビューション (sid) では、この問題は近く修正予定です。
直ちに zookeeper パッケージをアップグレードすることを勧めます。