ようこそ。Debian 開発者のみなさん向けニューズレター、 Debian ウィークリーニュースへ。
注意してください。 unstable の追っかけをやっている人は、先月は特に不満もなく、 なんで何も壊れていないのか、不思議に思っていたかもしれません。 でも、もう不思議に思う必要はありません。いま unstable では、 いくつかのパッケージが壊れています。そのほとんどは 新しい libcに関係するものです。 exim、sendmail、 perl、apache、が破壊されることが分かっています。 同様にほかのパッケージも破壊されるかもしれません。
今週のたった一つのセキュリティ修正は sysklogd の root 不正利用の修正でした。 これはもしかすると、リモートから 不正利用できる可能性があるというものです。 slink ユーザーには、短い執行猶予が与えられました。 セキュリティチームは要望にもとづき Debian 2.1 のセキュリティアップデートを作ることを 2000 年 10 月 30 日まで延長すると 決定しました。
今週スレッドのいくつかは Debian での新技術のサポートに関することでした。 Debian 開発者なら誰でも、 いくつかの簡単なコマンドを使えば 6bone に参加できます。そうすることで、Debian の ipv6 機能が 実用に足るものであることが証明されます。また開発者たちが 彼らのパッケージへ ipv6 サポートを追加する作業を促進する ことになるでしょう。 ipv6 のサポートを woody の仮のリリース目標にする 話がありました。 別のスレッドでは、 Debian でケーパビリティを使えるように 準備することについて議論されました。 その中で Nicolás Lichtmaier は、 ケーパビリティシステムでは root が /bin/ls のような ファイルに必ずしも書き込むことができるはずというわけではないと 指摘しました。 そして、彼は私たちが全てのそのようなファイルを「bin」のような 特別なグループで所有するよう提案しました。 しかし、Linux のケーパビリティはまだ 開発中で、まだファイルシステムなどでサポートされていません。 だから、このことについてまだ心配する時ではないのかもしれません。
今週メディアに載った Debian。
Manoj Srivastava は Debian パッケージングマニュアルの ドラフトを投稿しました。 彼はこれが policy に喜んで迎え入れられるよう望んでいます。 Debian パッケージングマニュアルが初めから ポリシーの一部分であったかどうかははっきりしていません。 新しいドラフトでは、ポリシーと合わない部分がマニュアルから 削除されています。 これが受け入れられれば、 control ファイルのフィールドや postinst スクリプトからの呼び出し方法などの Debian のいろいろな部分の API が、 全てポリシーの一部となります。
Packages ファイルの国際化についても 今週議論されました。 control ファイルのフィールドの国際化をどうやって実現するのかも 非常に難しい問題ですし、dpkg を きちんとしたやり方で翻訳を 使えるようにすることこそが本当の問題のようにも思えます。 スレッドからまだ何も決定的なものは出ていません。
Debian のメインウェブサーバは、 故障したディスクドライブに悩まされました。 新しいディスクが準備されるまで オフラインになります。 va.debian.org は Debian のウェブサーバとしてだけでなく、 CVS サーバでもありました。 その機能の全ては、しばらくのあいだ 他の Debian サーバに移動しています。
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今週号の Debian ウィークリーニュースは Joey Hess が編集しました。