Debian を支援するには

Debian プロジェクトは有志によって構成されており、 私たちの製品は完全に有志によって開発されています。 私たちは、技術的な知識を持っていて、フリーソフトウェアに興味があり、 いくらかの自由時間を持っている新規の開発者を広く探しています。

もし私たちのウェブページの大部分をまだ読んでいないのでしたら、 私たちが何をしようとしているのかをより良く理解するために、 一読しておくべきです。Debian フリーソフトウェアガイドラインと、私たちの 社会契約には 特別な注意を払ってください。

私たちのプロジェクト内では多くの情報交換が メーリングリストで行われます。 Debian プロジェクトの内部的な作業の雰囲気を感じとりたいなら、 少なくとも debian-devel-announce と debian-news メーリングリストは購読すべきです。 どちらのリストも流量はとても少なく、 コミュニティに何が起こっているかが書かれています。Debian プロジェクトニュース (debian-news にて発行) は、Debian 関連のメーリングリストやブログから最近の議論を集約し、 それらへのリンクを提供しています。 開発者志願者なら、新規メンテナ (や、頻度は低いですが、 プロジェクトに参加したばかりでパッケージメンテナンス以外について何か手伝いたがっている人々) の支援を目的としたオープンフォーラムである debian-mentors も購読すべきです。 その他に興味深いメーリングリストとしては、 debian-devel、debian-project、debian-release、debian-qa、 そしてその他興味に応じた多数のメーリングリストがあります。完全なリストは、メーリングリストの講読のページを見てください。 (メールの数を減らしたい人のために、 流量の多いいくつかのメーリングリストには、 投稿不可の要約版である "-digest" メーリングリストがあります。 ウェブブラウザを用いれば、 メーリングリストアーカイブのページ で様々なメーリングリストのメールを読むことができる、 ということも知っておく価値があります。)

貢献。 もしあなたがパッケージのメンテナンスに興味を持っているのでしたら、 援助が必要なパッケージ一覧に目を通して、 メンテナが必要なパッケージを調べるべきです。 放棄されたパッケージを引き継ぐことは、 メンテナとして作業を始めるための最良の方法です。というのも、引き継ぐと、Debian のパッケージがきちんとメンテナンスされている状態を保つのを助けられるだけでなく、 あなたは以前のメンテナから学ぶ機会を得られるのです。

また、ドキュメントの作成ウェブサイトのメンテナンス翻訳 (i18n や l10n)、広報、法律的なサポート、Debian コミュニティのその他の役割で貢献しても、コミュニティを支援できます。 品質保証のサイトには、 それ以外に可能な作業もいくつかリストアップされています。

これらの作業のほぼすべてについては、実行するにあたって、公式の Debian 開発者である必要はありません。 既存の Debian 開発者がスポンサーとして働き、 あなたの作業をプロジェクトに統合できます。同じ分野で作業していて、 あなたがした作業に興味を持ってくれる開発者を探してみるのが、 一般的に最適な方法です。

最後に、Debian ではcommon taskを開発者の チーム で一緒になって行う手段をいろいろ用意しています。 チームには公式な Debian 開発者かどうかに関わらず誰でも参加できます。 チームで一緒になって作業することは新規メンバープロセスを始める前に経験を積むための最良の方法で、 パッケージのスポンサーを見つけるのに最適な場の一つでもあります。 なので、自分の興味に合うチームを見つけてすぐやってみましょう。

参加。 ある程度の期間貢献を続けて、Debian プロジェクトに参加できるという確信をもてれば、 もっと公式な役割で Debian に参加することも可能です。 Debian への参加には 2 つの役割があります:

実際のところ多くの DM と DD の権利や責任は同一なのですが、 現在はそれぞれの役割への応募は独立した過程があります。Debian メンテナになるための詳細については Debian メンテナ wiki ページを見てください。また、公式な Debian 開発者の地位への応募方法について調べたいことがあれば、新規メンバーのコーナー のページを見てください。

Debian の歴史の中でほとんどの期間、Debian 開発者が唯一の役割だったことに留意してください。Debian メンテナという役割は 2007 年 8 月 5 日に導入されました。 歴史的な意見の中で、より正確にいえば Debian 開発者となっているべきところで 「メンテナ」という語が使われているのはそういうことです。 例えば、開発者になるために応募する過程は 2011 年に「Debian 新規メンバー」プロセスに改名されるまで 「Debian 新規メンテナ」プロセスと呼ばれていました。

どちらの役割に応募するにしても Debian の流儀についてよく理解しておくべきなので、Debian ポリシー開発者リファレンスを応募する前に読んでおくことを推奨します。

多数の開発者以外にも、Debian を手伝うことができる領域がいくつもあります。これには、テスト、 文書作成、移植、資金や、開発・ネットへの接続のためのマシンの寄付等があります。 また、私たちは常に世界のいくつかの地域でミラーサイトを探しています。