2009 年の国際 Debian カンファレンスが成功裡に終了

2009 年 8 月 6 日

今年の Debian カンファレンス、DebConf9 は 7 月 24-30 日にスペインのエクストレマドゥーラ、カセレスで開かれ、 35 以上の国から約 250 人が集まりました。そのうち約 80 人はカンファレンスに先だって 7 月 16-23 日に開催された Debian ワーキングキャンプ、DebCamp にも参加しました。DebCamp は主に Debian 内のチームが顔を合わせて会議をするのに使われますが、 綿密な協調が必要となるような特別なプロジェクトで作業している Debian 貢献者のグループが使うこともあります。

HP, Junta de Extremadura, Telefonica, Linux Magazine, Google, Collabora, Canonical, Qt, maemo.org, Comparex, Intel, Ayuntamiento de Cáceres その他の強力な後援のおかげで、カンファレンスの給仕、施設、宿泊場所、 さらに豊富な演算能力が早期登録者は無償で、他の参加者も安価で利用できました。 さらに、ヨーロッパの内外双方の多くの積極的な Debian 貢献者の旅費を補助することが可能になり、それによって出席が可能になりました。 Junta de Extremadura の企画立案とカンファレンスの組織運営のサポートにより、 イベントは円滑に進み、本格的で快適な印象を残すこととなりました。

Debian プロジェクト自身とかなり似ていますが、 カンファレンスの組織運営チームはボランティアだけで構成されています。 彼らの大変な作業とスポンサーによるサポートによって DebConf9 は高い生産性を生み出し、独創的な成果を複数もたらしています。 Debian プロジェクトリーダ、Steve McIntyre がこう結びました: 「今回はこれまでの中で最も生産的なカンファレンスの一つとなりました。 私たち開発者及びチームはこの短期間で多大な効果をもたらしました。 これは次の『Squeeze』のリリースに対する影響も絶大なものとなるでしょう。」

注目すべき講演は数多くありました。リリース目標や Debian GNU/Linux 6.0 Squeeze の詳細な計画、 さらにはフリーズ時期を時間で決定するリリース方針を提示する リリースチームの基調演説、そして Debian のモットーである ユニバーサルオペレーティングシステムのために将来、 プロジェクトの開発者が作業を進める上で土台となる 動機付けについての議論を促すプロジェクトリーダの基調演説。

カンファレンスの期間中、公式の会談から自発的に計画された多数のミーティングまで、 全部で 130 以上の様々なセッションが開かれました。 多くのセッションでライブ映像がインターネット越しに中継され、 それによって出席しなかった Debian 貢献者の参加が可能になり、 特別な経路を使ったチャットによって追加で議論に参加できた人もいます。 前回の Debian カンファレンスの録画と同様に、処理と編集が終われば debconf9.debconf.org/video で公開されます。

次の Debian カンファレンスは、2010 年にアメリカのニューヨーク市で開かれます。 DebConf ウェブサイトには今年のカンファレンスの画像もありますが、DebConf についてさらに多くの情報があります。

Debian について

Debian GNU/Linux はフリーなオペレーティングシステムです。 世界各地から集まった3000人以上のボランティアらの協力によって Debian のソフトウェアは作成/メンテナンスされています。 27 の言語に翻訳されており、膨大な種類のコンピュータをサポートしているため、 Debian は自身のことを「ユニバーサルオペレーティングシステム」と呼んでいます。

DebConf について

DebConf は Debian プロジェクトの開発者会議です。 技術、社会、理念についての全スケジュールのセッションに加え、DebConf では開発者や協力者 (contributor) ならびに興味を持った人々に対して出会いと、 より緊密に作業を行う機会を与えています。このイベントは 2000 年から、 カナダ、フィンランド、メキシコなど各地で毎年開催されています。

連絡先について

詳細な情報については DebConf のウェブページ http://www.debconf.org/ を参照するか、 <press@debconf.org> 宛にメールを送ってください。