Debian 利用上の注意

バージョン 1.0 は2014年4月28日に批准されました。

Debian システムの作成者である Debian プロジェクトは、 メーリングリストやIRCチャンネルその他プロジェクト内の通信手段の参加者に対する利用上の注意を採択しました。


Debian 利用上の注意

  1. 礼儀正しく

    Debian 規模のプロジェクトではあなたと意見が合わない人の存在は避けられず、 共に作業することが困難だということもあるでしょう。 それを受け入れ、その場合でも礼儀正しくしてください。 意見の相違は粗暴な言動や個人攻撃の根拠にできるものではなく、 他人が脅かされていると感じるようなコミュニティは健全なコミュニティではありません。

  2. 善意を前提に

    Debian 貢献者が私たち共通の目標であるフリーのオペレーティングシステムを 実現していく方法は多数あり、あなたのやり方とは異なるかもしれません。 他の人たちはこの目標を目指していることを前提としてください。

    貢献者の多数は英語が母国語ではない、 あるいは異なる文化環境にいることに注意してください。

  3. 協力的に

    Debian は大きく複雑なプロジェクトです。 Debian 内でもっと学ぶ部分は常にあります。 支援が必要に時に支援を頼むのは良いことです。 同様に私たちが共有している、Debian を改善するという目標の下、 支援の提案を得られるはずです。

    プロジェクトの益になることを何かしたのであればそれがどのように機能するのか、 自発的に他の人に説明するようにしてください。 それにより他の人がそれを基にさらに改善させることができます。

  4. 簡潔にするように努めてください

    一旦書いたものは何百もの人に読まれることに留意してください。 短いメールを書けば人はその会話を可能な限り能率的に解釈できるということになります。 長い説明が必要なときはまとめを追加することを検討してください。

    会話に新しい意見を提示するように努めてください。 それによりスレッドに各メールで何か独自の見解を追加することになります。 それ以外に、そのスレッドの他のメッセージで既に出ている見解について考慮してください。

    話題を、特に既に範囲が分散しすぎている議論では継続させるように努めてください。

  5. 公開で

    Debian 内でのやりとりに採用されているほとんどの方法で、 公開、非公開でのやりとりが共にできるようになっています。 社会契約の3つの段落にあるように、 Debian 関連のメッセージのやりとりには、 何か秘密の事項を提示するのでない限り、 できれば公開されている方法を利用するようにしてください。

    これは支援や Debian 関連のサポートについてのメッセージにも適用されます。 公開でのサポートリクエストだけに限定するものではありません。 質問に対する回答について成り立つ可能性がはるかに高く、 質問に対する回答にその人の不注意による誤りがある場合に、 より簡単に検出、修正できるということにもなります。

  6. 問題が起きた場合

    この利用上の注意は参加者により順守されるべきではありますが、 人によっては嫌なことがあったり、 あるいはこの利用上の注意のガイドラインに理解していないこともある、 ということを私たちは認識しています。 そういった場合はその人に返信してこの利用上の注意を示すといいでしょう。 こういったメッセージは公開でも非公開でもよく、最も適切な方法を取ってください。 ただし、そのメッセージが公開か否かを問わず、 この利用上の注意で関連する事項を順守すべきであることは変わりません。 特に、罵倒や失礼な言動は慎むべきです。善意を前提とする立場に立ってください。 意図的に議論の品位を落とそうとしているのではなく、 それがよくない態度だとその参加者が気付いていない可能性が高いでしょう。

    著しく、あるいは継続的に違反するものについては一時的あるいは恒久的に Debian のシステムを通したやりとりを禁止することになります。 疑問がある場合の申し立てはその連絡方法についての Debian の管理者宛に (非公開で) 行ってください。そういった管理者の連絡先について探す場合は Debian の組織構造のページを見てください。


参考文献

この節にあるリンクの一部はこの利用上の注意にない文書を参照しているものや、Debian 内からの出典でもないものがあります。しかしどれもが、 私たちの連絡方法を自分がどのように実施するのかということについて有用な情報を収録しています。

この利用上の注意への更新は通常の一般決議の手順を追うべきです。 ただし、DPL (または DPL から委任された者) は「参考文献」節の他の文書へのリンクについては一般決議を要求することなく、 プロジェクトで相談した後に追加、削除できるものとする。