Debian カンファレンス 2013 はスイスで行います

2012 年 3 月 1 日

2012年2月20日、DebConf 委員会は DebConf13、2013年の Debian 開発者カンファレンスはスイスのヌーシャテル湖岸で、 おそらく8月中旬に行うことを決定しました。さらなる詳細が開催者の wikiページにあるかもしれません。

月曜日午後の2時間の会議でスイスの入札がラトビアのリガの入札に僅差で勝ちました。 チームは2011年中頃から入札準備を開始し、 それぞれの市や国で会場やローカルスポンサーを探しました。

この2つの入札には両方とも特徴と独自の個性があります。 一方のリガの提案は全体が市や大学生活の中心にあります。他方スイスの入札は DebConf を自然の美で知られる環境で開催することを目指すものでした。

私たちの提案は DebConf のコミュニティが集まるという面に焦点を絞りました。 宿泊施設やハック用の場所、談話室は同じ場所で、 ヌーシャテル湖越しにスイスの山脈を見渡せる景色の良い所です。 DebConf のために行楽地全体を独り占めするようなものです スイスチームのメンバーである Gaudenz Steinlin さんが言います。

DebConf 主催者は将来の DebConf13 主催者を称えると共に、 その取り組みに対し、両方のチームに感謝します。

DebConf14 会場の決定は約12か月後です。 提案があれば2012年12月31日までに提出するようにしてください。 これを過ぎると検討対象にできません。

DebConf について

DebConf は Debian プロジェクトの開発者カンファレンスです。 技術・社会・理念についての全スケジュールのセッションに加え、DebConf では開発者や貢献者その他興味を持った人々に対して出会いと、 より緊密に作業を行う機会を与えています。 このイベントは 2000 年から、スコットランド、アルゼンチン、 ボスニア・ヘルツェゴビナなど各地で毎年開催されています。DebConf のさらなる情報については https://debconf.org から利用可能になっています。

今年の DebConf12 は2012年7月8日、日曜日に始まり7月14日、土曜日で終わります。 カンファレンスはニカラグアのマナグアで開催されます。

DebConf に先だって2012年7月1日、日曜日から7月7日、土曜日まで DebCamp が開催されます。DebCamp は形式にあまりこだわらないイベントで、Debian プロジェクトでのグループでの作業を行う機会を提供します。

2012年7月7日、土曜日に同じ場所で DebConf Open Day が行われます。 Open Day は Debian ユーザやその他のフリーソフトウェアについて、 さらに学ぶことに関心のある人を対象とした短いカンファレンスです。

DebConf12 についてのさらなる情報がカンファレンスのウェブサイトにあります。

Debian について

Debian は 1993 年に Ian Murdock によって完全にフリーでコミュニティによるプロジェクトとして設立されました。 それから、プロジェクトは最も大きく、 そして影響力のあるオープンソースプロジェクトの一つに成長しました。 世界各地から集まった数千人のボランティアらの協力によって Debian のソフトウェアは作成/メンテナンスされています。 70の言語が用意され、膨大な種類のコンピュータをサポートしているため、 Debian は自身のことをユニバーサルオペレーティングシステムと呼んでいます。

連絡先について

より詳細な情報については、https://www.debian.org/ を訪れるか、<press@debian.org> 宛にメールを送ってください。