シリアル ATA RAID を試験的にサポート

2007 年 7 月 20 日

Debian Installer チームは、Linux において dmraid ユーティリティを用いてサポートされるようになったシリアル ATA RAID 1) で設定されたシステムへの Debian のインストールを、(Lenny 向け) Debian Installer の daily ビルドイメージが試験的にサポートするようになったことを、喜んで発表いたします。

サポートが試験的なのは以下の理由からです。

ユーザの方々にはインストーラのこの新機能のテストをお願いいたします。
インストール方法の説明や制限の概要は、Debian Installer Wiki で参照できます。リンク先のページをよく読んでください。インストーラや CD イメージは、Debian Installer のウェブサイトから入手可能です。daily ビルドイメージのうち一つが必要になるでしょう。
何らかの問題が生じた場合は、インストールレポート (日本語訳) として (英語で) 報告してください。

シリアル ATA RAID のサポートは、Lenny 向けインストーラの最初のベータ版リリースに含まれる予定です。

Debian Installer チームを代表して
Frans Pop

  1. 一般の人々にとって紛らわしいことに、シリアル ATA RAID は、ATA RAID、BIOS RAID、フェイク RAID、ソフトウェア RAID とも呼ばれ、その他にもIntel Matrix Storageなどベンダ固有の用語が多数あります。