Debian インストーラ 7.0 Beta2 リリース
2012 年 9 月 9 日
Debian インストーラチームは、Debian
7.0 Wheezy
用のインストーラの
2 回目のベータリリースを発表できることを嬉しく思います。
インストーラのこのリリースでの改善点
- espeakup: multiarch への切り替えに伴う音声パスの修正 (#682313)。 言語の切り替えに失敗していたのを修正しています。
- grub-installer: GNU/kFreeBSD で /proc のマウントに linprocfs を使うように修正 (#613430)。 当該システムで GRUB デバイスの検出に失敗していたのを修正しています。
- mountmedia: 拡張パーティションをマウントしようとすることによるハングを修正 (#683849)。
- linux kernel: 3.2.21-3 から 3.2.23-1 に更新。
- netcfg:
- 利用可能な ESSID を一覧表示 (#637128)。
- s390 および s390x のサポートを改善。
- silo:
- ext4 サポートを修正。
- sparc (Niagara - sun4v) でのタイムアウト関連のクラッシュを修正。
- udev:
- arm での qcontrol/LED/beeper サポートを修正。
- s390 および s390x での persistent-net-generator を修正。
- win32-loader:
Joy
テーマに切り替え。- 全カーネルでグラフィカルインストールをデフォルトに。
- xserver-xorg-input-mouse: GNU/kFreeBSD でのクラッシュを修正 (#683849)。
ハードウェアサポートの変更
- libdebian-installer:
- ハードウェア形式のデバイスツリーからの読み取りをサポート (armel)。
- Dreamplug デバイスを追加 (Kirkwood)。
- linux kernel: mipsel で r8169 のサポートを追加。
- s390x サポートはうまく機能するようになっているはずです (#681760)。
地域化の状態
このリリースでは 73 の言語をサポート。そのうち 57 で完全に翻訳。
このリリースでの既知の問題
詳細や既知の問題の完全な一覧については正誤表を見てください。
このリリースへのフィードバック
インストーラのバグの発見や詳細な改善には支援が必要なので、試しに使ってみてください。 インストーラ CD やその他のメディア、他に必要なものはすべてウェブサイトから利用可能になっています。
謝辞
Debian インストーラチームはこのリリースに貢献してくれたすべての人に感謝します。