Debian プロジェクトリーダー選挙 2005

スケジュール

指名期間: 2005 年 2 月 7 日 00:00:01 UTC 2005 年 2 月 28 日 00:00:00 UTC
選挙運動期間: 2005 年 2 月 28 日 00:00:01 UTC 2005 年 3 月 21 日 00:00:00 UTC
投票期間: 2005 年 3 月 21 日 00:00:01 UTC 2005 年 4 月 11 日 00:00:00 UTC

プロジェクトリーダーの次の任期は 2005 年 4 月 17 日から始まることに注意してください。

候補者

  1. Matthew Garrett [mjg59@debian.org] [活動方針]
  2. Andreas Schuldei [andreas@debian.org] [活動方針]
  3. Angus Lees [gus@debian.org] [活動方針]
  4. Anthony Towns [ajt@debian.org] [活動方針]
  5. Jonathan Walther [krooger@debian.org] [活動方針]
  6. Branden Robinson [branden@debian.org] [活動方針]

投票は、準備が出来ると署名済みメールを ballot@vote.debian.org 宛てに件名を leader2005 として送ることによりメール経由で要求できます。

討論会

今年の討論は Helen Faulkner さんと Martin Krafft さんによる周到な準備の上で行われました。 今年は参加する候補者が最も多くなったにもかかわらず 模範的な討論を実現してくれた彼らにも、 プロジェクトから感謝を送りたいと思います。討論の写しも見られるようになっています。

討論は 2005 年 3 月 16 日 06:00:00 UTC から IRC サーバ irc.debian.org で行われました。 関連するチャネルは #debian-dpl-debate#debian-dpl-discuss の2つありました。 #debian-dpl-debate チャネルはモデレート制で、流れを見ることは誰でもできますが、 投稿できるのは候補とモデレータ、それに議論に直接関わっている人だけです。 #debian-dpl-discuss チャネルはモデレートではありません - このチャネルの意図は討論の質問に対する候補の応答について、 リアルタイムで管理されずに議論する場です。

上記で言及したチャネルの写しに加え、 モデレータの厚意により、舞台裏のチャネルを含めた、 討論の実施に利用された各チャネルの生のログがあります:

データと統計

今年も、例年通り受け取った投票についてのいくらかの統計がいつも通り集められ、 投票期間中は定期的に謝辞が送られます。さらに、投票者一覧が記録されます。また、集計シートも見られるようになります。 プロジェクトリーダー選挙では匿名での投票を行います。 そのため、集計シートは投票者の名前に代えて別名のハッシュを使って生成されます。 当該投票者には謝辞とともにこの別名が送られるため、 自分の投票が正しく集計されているか確認することができます。

定足数

現在の投票中の開発者 965 名より:

 現在の開発者数         = 965
 Q ( sqrt(#devel) / 2 ) = 15.5322245670091
 K min(5, Q )           = 5
 定足数  (3 x Q )       = 46.5966737010272

選択肢1 は定足数に達しました: 112 > 46.5966737010272
選択肢2 は定足数に達しました: 384 > 46.5966737010272
選択肢3 は定足数に達しました: 376 > 46.5966737010272
選択肢4 は定足数に達しました: 390 > 46.5966737010272
選択肢5 は定足数に達しました: 261 > 46.5966737010272
選択肢6 は定足数に達しました: 346 > 46.5966737010272
    

多数の要請

どの候補も、選出には単純過半数が必要となります。

選択肢1 は過半数をクリアできなかったため落選しました。0.332 (112/337) <= 1
選択肢2 は過半数をクリアしました。5.120 (384/75) > 1
選択肢3 は過半数をクリアしました。3.514 (376/107) > 1
選択肢4 は過半数をクリアしました。3.861 (390/101) > 1
選択肢5 は過半数をクリアしました。1.418 (261/184) > 1
選択肢6 は過半数をクリアしました。2.883 (346/120) > 1
    

結果

選挙の勝者 Branden Robinson

プロジェクトへの尽力とプロジェクトリーダー職への立候補、 そして実現可能性の高い候補として立ち上がってくれた すべての候補に感謝したいと思います。

結果を視覚化した図

有効投票総数: 504、これは投票可能な人の 52.22797% にあたります。

上の図で、ピンクの項目はそのオプションが規定の得票率を得られなかったこと、 青は勝者をそれぞれ示します。デフォルトに負けたものは八角形になります。 以下の表で、[行 x][列 y] は選択 x が選択 y より好ましいという投票数を表します。 勝敗表のもっと詳しい説明が表の理解に役立つかもしれません。 Condorcet 方式の理解には、Wikipedia の項目がかなり参考になるでしょう。

勝敗表
 選択肢
  1 2 3 4 5 6 7
選択肢1   18 33 18 52 39 112
選択肢2 394   220 221 350 249 384
選択肢3 420 248   245 352 244 376
選択肢4 440 244 222   375 264 390
選択肢5 314 60 95 80   99 261
選択肢6 378 185 184 196 307   346
選択肢7 337 75 107 101 184 120  

二行目の一列目を見ると、Matthew Garrett
が Jonathan Walther よりも良いとする票が 394 票

一行目の二列目を見ると、Jonathan Walther
が Matthew Garrett よりも良いとする票が 18 票

選択肢3 は選択肢2 を ( 248 - 220) = 28 票上回った。
選択肢4 は選択肢2 を ( 244 - 221) = 23 票上回った。
選択肢2 は選択肢5 を ( 350 - 60) = 290 票上回った。
選択肢2 は選択肢6 を ( 249 - 185) = 64 票上回った。
選択肢2 は選択肢7 を ( 384 - 75) = 309 票上回った。
選択肢3 は選択肢4 を ( 245 - 222) = 23 票上回った。
選択肢3 は選択肢5 を ( 352 - 95) = 257 票上回った。
選択肢3 は選択肢6 を ( 244 - 184) = 60 票上回った。
選択肢3 は選択肢7 を ( 376 - 107) = 269 票上回った。
選択肢4 は選択肢5 を ( 375 - 80) = 295 票上回った。
選択肢4 は選択肢6 を ( 264 - 196) = 68 票上回った。
選択肢4 は選択肢7 を ( 390 - 101) = 289 票上回った。
選択肢6 は選択肢5 を ( 307 - 99) = 208 票上回った。
選択肢5 は選択肢7 を ( 261 - 184) = 77 票上回った。
選択肢6 は選択肢7 を ( 346 - 120) = 226 票上回った。

Debian ではプロジェクトリーダー選挙に Condorcet 方式を使用します。 このように、そのままの Condorcets 方式が提示されています :
候補の総当たりを双方向で判断します。 Condorcet の勝者は、 もしある候補が他の候補に対して双方向で判断しそれぞれに勝っていれば、 その候補に決定します。 問題は選挙が複雑になることで、A は B に勝ち、B は C に勝ち、C は A に勝つ、という三つ巴のような関係になることもあります。 Condorcet の派生版では多くが様々な方法により均衡を解決します。 詳細については Cloneproof Schwartz Sequential Dropping を参照してください。 Debian の場合は憲章の、特に A.6 で細かく規定されています。