Debian ウィークリーニュース - 2000 年 2 月 8 日

ようこそ。 Debian 開発者のみなさん向けニューズレター、Debian ウィークリーニュースへ。

長い間中断していた Debian 新メンテナ受け付け、もうすぐ再開。 new maintainer team が再編成され、新たに Dale Scheetz がリーダとして 率いることになりました。以下の文章は、Dale が非公式に語った内容ですが、 Debian ウィークリーニュースに再掲載する許可をもらっています。

私達のチームは、25 人の有志によって構成されています。このチームは、 これから数週間をかけて、新しい手続きの詳細な点を決定します。また Debian のメンテナに志願している人達が、自分の申請の進行状況を把握 できるように、ウェブページインターフェースを設定する予定です。 私達すべてが従うことのできる手続きが各段階ごとに定義されてしまえば、 新志願者に門戸が開かれます。 すでにスポンサーと共に待機している志願者のうち一部の人達は、この新しい 手順のテストのために、正式な登録再開よりも先に申請が処理されることに なります。 残りの「順番待ち志願者」は、新志願者より先に処理されます。そして 新志願者は、先に申し込まれたものから順に処理されます。多くの人達が 参加申請受付係を希望してくれたため、現在順番を待っている志願者は短期間で 処理できるはずです。

「こどもの Debian」プロジェクト 創設。 このプロジェクトは、子供にとって安全な Debian システムを作成するために 取り組んでいます。そして、特に子供に役立つプログラムやゲームを パッケージングをしてます。このスレッドは、興味深い逸話や議論でいっぱいです。

今週の flamewar は、Debian の MBR のまわりに集中しました。 Debian は特別の MBR をインストールします。この MBR は、lilo が実行 される前に、フロッピーから起動することを許しています。 システムのコンソールを強固に保護する場合、MBR のこの機能を無効に することを忘れないでください。さもなくば、この強固なシステムの セキュリティホールとなります。ほとんどの開発者は、結局、この問題が実際の ところは ドキュメントの問題 であると結論づけましたが、この分析にまったく同意できないと議論を続ける 人達もいます。 問題に対して取られた対策には以下のものが含まれます。MBR をインストール する段階で警告を出す処理の追加、 MBR が実行されるときに“MBR”と出力して、 何が起きているか管理者に手掛りを与えるパッチ。

その他のセキュリティニュース。apcd に シンボリックリンク攻撃 セキュリティホールがありましたが、修正されました。


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今週号の Debian ウィークリーニュースは Joey Hess が編集しました。